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【初心者向け】LINE広告の審査について!広告・クリエイティブ審査の基本ルールを解説

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LINE広告の審査について

LINEが展開するLINE広告ではメッセージアプリの他にさまざまなファミリーコンテンツに広告配信が可能ですが、広告配信するにあたり、審査が必要となります。

審査の期間としては、3~6営業日ほどかかり、他媒体の広告の審査よりも長い期間必要です。
しかもこの審査には、LINE独自のルールなどもあり、「わかりにくい」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、LINE広告の「広告」「クリエイティブ」の審査について解説します。

参考・画像引用:【LINE広告】広告&クリエイティブ審査の基本ルール / LINE広告審査ガイドライン

LINE広告についてまとめた記事はこちら!
【2022年最新版】LINE広告とは?LINE広告の特徴やメリットなどを徹底解説!

1.LINE広告の審査対象と基本方針

まずLINEの審査についてはじめに知っておくべきことを解説します。

LINE広告の審査期間

冒頭に書いた通り、LINE広告の審査には3~6営業日ほどかかります。

他の広告媒体と同じ考えで入稿して審査に出すと思ってる以上に時間がかかり、優先審査もありません。

なので、広告開始日が決まっているのであれば、早め早めに準備をしないと、修正も含めると開始日に間に合わない可能性も十分にあります!注意しましょう。

審査対象は3つ

LINE広告では、広告配信にあたり大きく3つの審査が行われます。

  • 広告アカウント
  • 広告
  • クリエイティブ(メディア)

「広告」は訴求する商品・サービスや遷移する先のページのことを指し、「クリエイティブ」は広告として表示される画像・テキスト・動画を指します。

審査の基本方針

LINEで配信される広告・広告アカウント・クリエイティブにおいて

  • 情報の受け手(ユーザー)がどう思うか
  • ユーザーが必要とする情報を適切な形で提供しているか
  • ユーザーが不快に感じることはないか
  • すべてのユーザーが安心⋅安全にサービスを利用できているか

この4点を基本方針として掲げ、重要視しています。

また、一部の事業者による悪質な広告出稿に対して、広告健全化への取り組みも力を入れるようになってきています。

2.LINE広告で行われる広告・クリエイティブの審査

それでは行われる審査の内容を解説していきます。
LINE広告では配信されるクリエイティブと遷移先の広告が同様の判断基準で審査されます。

LINE広告の画像

クリエイティブに関しては、訴求したい商品・サービスに合わせて、フォーマットを選択する必要があります。

フォーマットごとの、静止画サイズ・動画の比率については、下記リンクよりご確認ください。

【LINE広告】クリエイティブの制作|配信面やサイズについて

2-1.広告・クリエイティブ審査の必須項目

次に広告・クリエイティブ審査について必須となっている項目について解説します。

2-1-1.広告の主体者の明示

広告には、広告の主体者を明確にしておく必要があります。画像の場合は主体者を視認可能な大きさで表示しましょう。

また、広告主が権利を保有していない素材を利用する場合は、必ず権利者名を明記の上、当該権利者との関係性を明確にするようにしてください。

【ランディングページ(※)への記載事項】

ランディングページは広告主の自社サイトであることが原則で、サイト内に広告主の名称・住所および電話番号、メールアドレス等を明記してください。そして、常に広告の主体を明示し、内容について問い合わせ・確認ができるように、責任の所在を明確に示すことが必要です。

第三者に委託して運用されている場合は、必ず広告主の許諾を得て、広告主情報・会社情報などの項目として、以下をユーザーにわかりやすい状態で記載をしてください。

  • 正式名称
  • 住所
  • 代表者名
  • メールアドレス・電話番号などの問い合わせ可能な連絡先

2-1-2.業界の自主基準・公正競争規約等の遵守

業界での自主基準、公正競争規約がある場合は、その基準や規約に従って、表現・表記を行うようにしてください。

2-2.広告・クリエイティブにおける表現上の制限と禁止事項

広告配信における制限や禁止事項も確認しておきましょう。

2-2-1.ユーザビリティーが低いと判断される表現や広告は禁止

ユーザーの意に反する、ユーザビリティーが低いと判断される場合は広告掲載ができませんので、注意しましょう。

  • 画像が正常に表示されなかったり、誤操作を誘発する可能性がある静止画や動画
  • ユーザーの目を引くために、実際は動かない表示を動くかのように表示したクリエイティブ
  • 写真素材の「Sample」等の透かし模様が入ったままの使用

上記のような広告・クリエイティブはユーザービリティーが低いと判断されてしまいます。

また、訴求するサービス・商品が不明瞭な内容についても禁止されていますので、1つサービスや商品に絞り込んで記載すると良いでしょう。

2-2-2.ユーザーが不快と感じる可能性がある表現の禁止

ユーザーが不快と感じる可能性のある、広告・クリエイティブも禁止です。

  • 人体のコンプレックス部分を露骨に表現したもの
  • 過度な肌露出
  • 性に関する露骨な表現(性行為やわいせつ目的など)
  • 暴力的な表現
  • グロテスクな表現
  • 反社会的なコンテンツ、あるいは反社会的勢力に対する利益供与、その他の協力行為を行う内容
  • 誹謗中傷や名誉毀損をするもの、公序良俗や社会通念に反するおそれのある内容

「過度な肌露出」については、水着・下着においても訴求内容とは関係ない画像の使用は禁止です。

また、感染の恐怖を煽るような表現も禁止ですので、注意が必要です。

LINE広告の画像

2-2-3.不当表示に該当する可能性がある表現の禁止

ユーザーが誤認識してしまうような、不当な表現も禁止です。

「世界初」「業界ナンバー1」「○○ランキング1位」などの最大級表現をする場合は、遷移先及びクリエイティブ内にデータの出典元・調査機関・調査年が明記されており、正確な引用であることが証明できる場合のみ使用可能です。

実際よりも優れていると誤認識される「優良誤認表示」や、実際よりも安いと誤認識される「有利誤認表示」も禁止されています。

また、信憑性のない他社製品との比較やランキングなども記載しないようにしましょう。

2-2-4.投機心や射幸心を煽る可能性のある表現の禁止

「絶対に稼げる!」「確実に大金が手に入る!」などのユーザーを惑わせるような表示や、通貨やそれに類似するもの、金銭授受を直積的且つ過度に想起させる表現は禁止です。

こういった表現の他に、下記のような内容についても広告掲載ができません。

  • クリック報酬を目的とする行為
  • 悪質なマーケティング
  • スパム行為
  • ネットワークビジネス・ねずみ講

2-2-5.第三者が権利を有するものを利用した表現の禁止

「テレビ番組の〇〇で紹介されました!」、「芸能人の〇〇さんも使っている!」と記載すれば、ユーザーも目を引きますが、こういった表現も禁止です。

著名人の氏名・画像、テレビ番組名や番組画像等の著作権・肖像権・パブリシティー権など、法令や契約上の権利を有するものは、無断で使用できません。

2-2-6.ダブルスポンサー広告の禁止

LINE広告が認める場合を除き、広告の再販は禁止です。

関係のない第三者の情報を発信することもユーザー利益保護の観点から禁止されています。

2-2-7.リンク先の制限

クリエイティブと直接関係のないページへリンクすることは禁止されています。

ユーザー目線で不自然な内容になっていないか確認しましょう。

2-2-8.会員登録等による個人情報の取り扱いに関する表現の禁止

広告から遷移したサイトにて、サービス・商品への登録を促す内容を記載する場合、遷移先とLINEは無関係である事が視覚的にわかるようにしましょう。

ユーザーの個人情報を取得する場合は、遷移先での個人情報の取り扱いが、個人情報保護法に準拠していることが前提です。

過度若しくは露骨な会員登録訴求も記載しないようにしましょう。

2-2-9.不適切な広告の禁止

面識のない第三者との出会いや交際を目的とする広告は禁止です。

2-2-10.その他の禁止事項

前述以外の禁止項目は以下のとおりです。

  • 意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申込された業種の運営・維持とはなんら関係のない内容
  • 特定の宗教、思想、信仰、信条に関する内容
  • LINE利用規約または、本ガイドラインに抵触する表現を含んだ内容
  • LINEロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する内容
  • 本サービスの運営を妨害し、サーバやネットワークシステムに支障を与える行為、または本サービスの不具合を意図的に利用する行為
  • 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
  • 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する内容や行為
  • その他、当社が不適当と認める内容

LINEロゴ利用ガイドラインについては、次章にて説明します。

3.LINE広告特有の審査で注意すべきこと

LINE広告では、LINEに関わる表記や画像表現についても審査が入りますので、配信前に必ず確認するようにしましょう。

3-1.「友だち」の表記を正しくする

LINE公式アカウントでは、企業・店舗アカウントとユーザーとのつながりを「友だち」と表現します。

自社の公式アカウントに「友だち追加」を訴求する広告だけでなく、クリエイティブや遷移先となるウェブページでも、「友だち」と表記するようにしましょう。

○:「友だち」

✕:「友達」「ともだち」「お友だち」 等

LINE広告の画像

3-2.LINEコンテンツと誤認・混合する可能性のある表現をしない

ユーザーがLINEが認定するコンテンツと誤認・混同させてしまう可能性があるため、広告内にLINEが提しているサービスや、保有キャラクターを用いることは禁止されています。

また、LINEのUIに似たデザインや表現の使用もできません。

LINE広告の画像

3-3.LINEサービスロゴ・アイコンを使用する場合はガイドラインを遵守する

LINEのサービスロゴ・アイコンの使用は、ガイドラインを遵守したもののみ使用可です。ガイドラインを詳しく知りたい方は、以下のリンクよりご確認ください。

LINEアプリアイコンのみ、以下のリンクよりダウンロード可能です。

LINE APP ICON GUIDELINE

LINE広告の画像

4.まとめ

今回は、LINE広告のクリエイティブ審査について、クリエイティブについてや審査基準についてご紹介しました。

LINE広告は、広告運用に関するオンラインセミナーも定期的に開催し、録画視聴も可能ですので、本記事と併せてご活用ください。

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