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【2023年最新版】LINE広告とは?LINE広告の特徴やメリットなどを徹底解説!

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LINE広告とは

結論、LINE広告とは、みなさんが日常的に使っているLINEの様々な面に出せる広告で、国内の高い利用率と幅広いユーザー層が特徴的です!

LINEはユーザー数が月間で8,900万人を誇り、全体のSNS利用者中81.3%がLINEを利用しているという高い利用率を誇ります。
さらに毎日LINEを使うユーザーの割合は86%と非常に高いのが特徴です。

そんなLINEを活用して、幅広いユーザーに広告を配信できるよう、弊社の事例を交えながら解説をしていきます。

LINE広告の開設方法について熱く語った記事はこちら!
【2023年最新版】LINE広告の設定・開設方法を広告代理店が解説!

1.LINE広告の3つの特徴・メリット

幅広いユーザーと豊富な配信メニュー

LINEユーザーの年齢層は10代から60代と幅広く、2022年3月末時点で月間利用者数9,200万人、85%という高いアクティブ率を誇るアプリケーションとなっています。

LINE広告の属性

画像引用元:「LINE Business Guide 2022年10月-2023年3月期」より 媒体資料の一覧ページ|LINE for Business

圧倒的な支持者が多いLINEに広告配信ができるLINE広告は、配信機能や配信面も非常に多彩です。

2022年10月時点でLINEに広告配信可能な場所は、以下14箇所あります。

LINE広告の配信先一覧

引用元:「LINE Business Guide 2022年10月-2023年3月期」より 媒体資料の一覧ページ|LINE for Businessを加工

配信先 広告の掲載先
トークリスト 最もアクティブ性の高いLINEアプリトーク画面の最上部
LINE NEWS 記事が掲載されるLINEアプリ内のニュースタブ
LINE VOOM 動画やフォロー中のコンテンツが表示されるLINEアプリ内のVOOMタブ
ウォレット 「LINE Pay」を中心としたモバイル送金・決済サービスが利用できる「ウォレット」タブ
LINEマンガ スマートフォン向け電子コミックサービス
LINE BLOG 公式ブロガーをはじめとする幅広いユーザーのコミュニティの場となっているブログサービス
LINEポイントクラブ 「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」など指定条件をクリアすることで、ポイントがもらえるサービス
LINEショッピング 一億点を超える様々な商品をLINEアプリ上で購入できるショッピングサービス
LINEチラシ LINEユーザーごとにパーソナライズされた近隣地域のセールや特売情報が掲載されるデジタルチラシサービス
LINEクーポン 全国約50,000店舗のショップで利用できるクーポンサービス
LINEマイカード お店のポイントカードや会員証をまとめて管理するサービス
LINE広告ネットワーク LINEおよびLINEサービスに加え、幅広いジャンルの3rd partyアプリの広告配信面

引用元:「LINE Business Guide 2022年10月-2023年3月期」より 媒体資料の一覧ページ|LINE for Business

様々な配信面に配信ができるので、認知拡大だけでなく、獲得にも向いている媒体となっています。

各種配信場所には、LINE以外のSNSやインターネットを利用しないユーザー、インフルエンサー要素のあるユーザーも多くいるので、広告が多くの方の目につきやすく、拡散力も期待できるのが大きな魅力です。

また、3rd party アプリへの広告配信が可能となる「LINE広告ネットワーク(旧:LAP for Publishers)」も注目で、LINE広告のターゲティング機能や配信機能を、LINEのファミリーアプリや3rd パーティーアプリへの広告配信でも利用可能です。

精度の高いターゲティング

LINE広告はターゲティング機能が豊富なために、効率的な広告配信が可能です。

例えば、ある特定地域のターゲティング配信には、以下のようなことが設定できます。

  • 特定地域で働いている人
  • 特定地域に最近までいた人
  • 通勤・通学時に特定地域にいる人
  • 観光や買い物などでその地域に訪れた人
  • 購入経験のあるユーザーに類似した人

圧倒的なユーザーに効率的かつ効果的に配信できるのは、LINE広告ならではの最大のメリットといえるでしょう。

戦略に合わせた自動入札

LINE広告は、運用効率を最適化するために3つの自動入札を選択できます

  • バランス型
  • 効率重視型
  • 予算消化重視型

3つのタイプの自動入札によって、予算のコントロール、効率配信、予算消化を戦略的におこなうことができ、適切なコンバージョンを見込めるのが最大の魅力です。

SNS広告で期待以上の成果を得られていない方は運用の見直しとして利用するのもよいでしょう。

2.LINE広告のターゲティングと活用事例

LINE広告 ターゲティング

LINE広告では、さまざまなターゲティングを利用して広告を配信できますが、大きく分けて、「オーディエンス配信」「オーディエンスセグメント配信」の2つがあります。

それぞれについて解説していきます。

オーディエンス配信

オーディエンス配信は、サイト訪問者やアプリ内アクションデータ、LINE公式アカウントの友だち情報といったカスタマーデータを利用して、対象のユーザーに広告配信するターゲティングです。

LINE広告の管理画面から設定可能なオーディエンスは下記になります。

  • ウェブトラフィックオーディエンス
  • モバイルアプリオーディエンス
  • IDFA/AAIDアップロード
  • 電話番号アップロード
  • メールアドレスアップロード
  • LINE 公式アカウントの友だちオーディエンス
  • 類似オーディエンス
  • 動画視聴オーディエンス
  • 画像クリックオーディエンス

それぞれの説明と活用例の紹介をしていきます。

ウェブトラフィックオーディエンス

コンバージョンやサイト訪問履歴が計測可能な「LINE Tag」のトラッキング情報をもとに、サイト訪問ユーザーのオーディエンスを作成できます。

また、サイト内購入やボタンクリックなどのユーザー行動に基づいたオーディエンスの作成もできます。

特定のページに訪れたユーザーや、重要なボタンをクリックしたユーザーに広告を配信すると効果的です。

活用例として、店舗の場所を知るためにGoogleマップボタンをクリックしたユーザーや、カートページまで到達しても購入完了ページにまで至らないユーザーなど、コンバージョン確度の高いオーディエンスを作成して、コンバージョン獲得を狙う方法が挙げられます。

また、資料請求をしたユーザーのオーディエンスを作成し、対象のユーザーに割引価格を表示した広告を配信する方法もおすすめです。

モバイルアプリオーディエンス

アプリを開いた人やアプリ内で購入をしたユーザーなど、モバイルアプリ内で発生したイベントをもとにオーディエンスを作成できます。

活用例としては、アプリをインストールした後、一定期間アプリを開いていないユーザーのオーディエンスを作成し、対象ユーザーに向けて利用を促す方法があります。

ECアプリで商品を購入したユーザーのオーディエンスを作成し、他の商品を表示して追加購入を促しても良いでしょう。

IDFA/AAIDアップロード

保有しているIDFA/AAIDデータを利用してオーディエンスを作成できます。

携帯端末の広告識別子のことをIDFA/AAIDといい、IDFAはiOS端末、AAIDはAndroidOSの端末の広告識別子です。

IDFA/AAIDデータをアップロードすれば、一致するユーザーに向けた広告配信が可能になります。

活用例としては、類似オーディエンスを作成することで、類似するユーザーへのコンバージョン拡大を狙う方法があります。

また、電話番号・メールアドレスといった情報を収集できないゲームアプリなどにおいて、既存ユーザーの類似ターゲティングを行う場合に有効です。

電話番号アップロード

保有している電話番号を利用してオーディエンスを作成できます。

電話番号をアップロードすることで、その電話番号とLINE登録している電話番号が一致するユーザーを対象に広告配信が可能です。

ユーザーの電話番号データを収集できている状況において、類似ターゲティングを行う場合に有効です。

活用例として、既存ユーザーの電話番号をもとにオーディエンスを作成し、別商品の追加購入促進や、類似ユーザーに配信してコンバージョン拡大を狙う方法などがあります。

メールアドレスアップロード

保有しているメールアドレスを利用してオーディエンスを作成できます。

上記、電話番号アップロードと同様に、メールアドレスをアップロードすることで、そのメールアドレスとLINE登録しているメールアドレスが一致するユーザーを対象に広告配信が可能となります。

例として、資料請求をしたユーザーのメールアドレスデータをもとにオーディエンスを作成し、商品購入を促す、また既存ユーザーの類似ターゲティング配信の際に活用できます。

ただし、LINEアプリはメールアドレスの登録は必須ではないため、対象ユーザーは少なくなるかもしれません。

LINE公式アカウントの友だちオーディエンス

LINE公式アカウントの友だちや、公式アカウントをブロック中の友だちのオーディエンスを作成できます。

類似オーディエンスを作成することで、ユーザーと類似するユーザーをターゲティングできるため、コンバージョンの拡大が狙えます。

すでに多くの友だちを獲得している場合に有効で、活用例としては、あらかじめクーポン配布などのキャンペーンを行って友だちを多く獲得してから、類似の「商品を買ってくれる可能性が高いユーザー」に対して広告配信する方法があります。

類似オーディエンス

すでに作成したオーディエンスと類似したユーザーをLINE内で探し、新たにオーディエンスを作成できます。

類似度は1~15%から、もしくは自動で選択が可能です。

類似性が高いとユーザーがアクションを起こす可能性は上がりますが、オーディエンスサイズは小さくなります。

動画視聴オーディエンス

LINE広告で配信している動画を視聴したユーザーのオーディエンスを作成できます。

対象の動画を選択し、動画の再生率を指定することで作成が可能です。

動画視聴オーディエンスを使用することで、動画を視聴したけれどクリックしていないユーザーに対して広告を配信できます。

活用例として、ツールの機能を紹介する動画広告を配信している場合、その動画を50%以上再生したユーザーのオーディエンスを作成することで、「お試しキャンペーン」などの広告を配信し、DL数を増加させる方法があります。

画像クリックオーディエンス

キャンペーンIDを指定して、そのキャンペーンで使われている画像をクリックしたユーザーのオーディエンスを作成できます。

キャンペーン単位での指定になるため、画像1枚を対象としたターゲティングはできません。

LINE社は、クリックしたユーザーのデータを保有しているため、ウェブトラフィックオーディエンスの代替機能としても活用可能です。

オーディエンスセグメント配信

オーディエンスセグメントでは、年齢・性別・地域・詳細ターゲティングのそれぞれを指定して、配信対象と掛け合わせることで効果的な広告配信ができます。

各ターゲティングは、下記の広告グループで設定します。

  • 地域
  • 年齢
  • 性別
  • OS
  • 詳細ターゲティング

地域

都道府県別や市区町村別で指定できます。

また、居住地・勤務地・現在地での指定配信・除外配信も可能です。

年齢

年代別での指定配信が可能です。

設定可能な区分は、14歳以下、15~19歳、20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳、60~64歳、65歳以上となっています。

性別

男性・女性を指定した配信ができます。

OS

Android OS、iOSに加えて、各OSのバージョン別の指定配信も可能です。

詳細ターゲティング

「趣味・関心」「行動」「属性」「購買意向」の4つのカテゴリーから、セグメント指定・除外して配信できます。

3.LINE広告で入稿できる5つのクリエイティブの種類

LINE広告 サイズ 入稿規定

LINE広告で入稿できるクリエイティブには、下記5つの種類があり、入稿できるサイズもそれぞれ異なるので注意が必要です!

  • Card
  • Square
  • Vertical
  • カルーセル
  • Small Image(画像小)

それぞれについて説明していきます。

Card

「Card」は、1200 x 628pxの静止画と、画面比率16:9の動画のフォーマットです。

トークリストやLINE VOOM(旧タイムライン)、LINE NEWSなどほとんどの配信面に対応可能となっています。

Square

「Square」は、1080 x 1080pxの静止画と、画面比率1:1の動画のフォーマットです。

トークリストやLINE VOOM、LINE NEWSなど、Cardと同様多くの配信面に対応ができます。

Vertical

「Vertical」は、大きく画面表示されるLINE VOOMに対応した、画面比率9:16の動画専用フォーマットです。

このフォーマットは、ユーザーが画面をタップすると9:16の全画面表示に切り替わるのが特徴です。

ただし、LINE VOOM上では3:4の比率となるため、上下が切れて表示される点に注意しましょう。

特に、画面下部に字幕などを入れる場合は、サイズに配慮する必要があります。

カルーセル

「カルーセル」は、1つの広告枠にスライド式で画像を掲載することができるフォーマットです。

最大10点の画像掲載が可能で、「LINE Dynamic Ads」やLINE VOOM、LINE NEWSの一部、LINE BLOG、LINEポイントクラブに対応しています。

Small Image(画像小)

「Small Image(画像小)」は、画像とテキストのみで構成されるシンプルなフォーマットです。

このクリエイティブは、ユーザーが見る確率の高いトークリストの画面で表示されます。

ディスクリプションは表示されないので、必要な場合は注意が必要です。

4.LINE広告の画像・動画サイズ・文字数

LINE広告 サイズ 入稿規定

それでは、各フォーマットに入稿するフォーマットのサイズはどうすればいいのでしょうか。

画像(静止画)と動画に分けて紹介します。

画像(静止画)サイズ

LINE広告の画像(静止画)では、Card(1200 x 628px)あるいはSquare(1,080×1,080px)の2種類のサイズですべてのフォーマットに対応可能です。

トークリストに特化したい場合は、600×400pxのSmall Image広告の入稿も推奨されています。

また、アプリインストール広告の場合も、同様のサイズで利用できます。

動画サイズ

LINE広告の動画では、16:9、1:1、9:16の比率の動画が利用可能です。

こちらに関しても、アプリインストール広告の場合で同様のサイズが使えます。

LINE広告の文字数

LINE広告 サイズ 入稿規定

LINE広告の文字数は、テキスト(タイトル)についてはどのフォーマットでも全角半角問わず20文字以内となります。

ディスクリプション(説明文)の文字数は、画像・動画フォーマットでは全角半角問わず75文字以内になりますが、カルーセルでは全角半角問わず40文字以内です。また、Small Image(画像小)では入れられません。

それぞれ文字数の規定が違うため、必ず確認しておきましょう。

5.LINE広告作成時の注意点4つ

LINE広告 サイズ 入稿規定

次に、LINE広告を作成する時に注意するべきポイントを紹介します。

LINE広告作成時の注意点は、大まかに分けて下記の3つです。

  • すべての広告で必須の注意点
  • 表現上の注意点
  • LINE広告独自の注意点
  • 審査期間の長さ

それぞれについて解説します。

すべての広告で必須の注意点

LINE広告で配信されるすべての広告、クリエイティブにおける必須のルールを守った作成をしなければいけません。主なルールを取り上げて説明します。

主体者の明示

常に広告の主体を明示する必要があります。画像の場合は視認可能な大きさで表示しましょう。

また、権利を保有しない素材を利用する際は、必ず権利者名を明記し、当該権利者との関係性を明確にします。

業界の自主基準・公正競争規約の遵守

業界の自主基準や公正競争規約がある場合、その基準・規約に準じた表現・表記を行う必要があります。

表現上の注意点

広告を作成する際は、表現上の制限や禁止事項にも気をつけましょう。よくあるケースを紹介します。

ユーザビリティーが低いと判断されるもの

画像が正常に表示されていなかったり、誤操作を誘発する可能性があったりなど、ユーザーの意に反する、あるいはユーザビリティーが低いと判断された広告は掲載不可です。

ユーザビリティーが低いと判断される表現・広告にはこちらのようなものがあります。

ユーザーが不快に感じる可能性がある表現

体のコンプレックス部分を露骨に表現したものや過度な肌露出、性に関する表現が露骨なクリエイティブは一切禁止されています。

水着や下着においても、商品やサービスの訴求内容とは関係ない不必要な画像は禁止です。

また、暴力やグロテスクな表現などもユーザーが不快と感じる可能性があるため、掲載不可です。

不当表示に該当する可能性がある表現

事実よりも優れていると誤認させる「優良誤認表示」や、実際よりも安いと誤認させる「有利誤認表示」が含まれる表現は掲載できません。

また、「世界初」「業界ナンバー1」といった最大級表現を使用する場合、遷移先およびクリエイティブ内にデータの出典元・調査機関名および調査年が明記され、正確な引用でなければいけません。

投機心・射幸心をあおる可能性のある表現

通貨およびそれに類似するものをイメージさせる表現や、金銭の授受を直接的かつ過度にイメージさせる表現は禁止されています。

「確実に大金が手に入る」、「絶対に稼げる」といった投機心、射幸心をあおる表現での内容も掲載できません。

第三者が権利を有するものを利用した表現

著名人の氏名や画像、番組画像などの著作権、商標権、肖像権、パブリシティー権といった法令上または契約上の権利を有するものは無断で使えないため、安易な使用に注意が必要です。

LINE広告独自の注意点

LINE広告ならではの注意点もあります。特に多いのが、「友だち」の表記間違いです。

LINE公式アカウントでは、企業や店舗のアカウントとユーザーとのつながりのことを「友だち」と表現しています。

「友達」「ともだち」「お友だち」は、いずれも不可です。

LINE広告では、LINE公式アカウントの友だちを集めるための機能として「友だち追加」がありますが、配信するクリエイティブなどに「友だち」の表記を記載する場合は注意しましょう。

また、LINEのサービスロゴやアイコンなどの使用についてもガイドラインの遵守が必要です。

LINEアプリアイコン使用方法の禁止事項としては、このようなケースがあります。

LINE広告 サイズ 入稿規定

画像引用元:【LINE広告】広告&クリエイティブ審査の基本ルールーLINE for Business

LINE広告の審査期間

LINE広告の審査には最大で5営業日ほどかかります。

他の広告媒体と同じ考えで入稿して審査に出すと思ってる以上に時間がかかり、他の媒体のように優先審査もありません。

しかし、最近のアップデートによって、審査時間が短縮される可能性があります。

広告開始日が決まっているのであれば、早め早めに準備をしないと、修正も含めると開始日に間に合わない可能性も十分にあります!注意しましょう。

6.クリエイティブのコツ

LINE広告 サイズ 入稿規定

膨大な情報の中からユーザーに広告を見つけてもらうために重要なのが、「視認性の確保」です。

まずはインパクトのあるクリエイティブでクリックを促し、メッセージでユーザーの興味・関心や共感を得るように工夫しましょう。

ここでは、静止画、動画それぞれのクリエイティブの作成のコツを紹介します。

静止画クリエイティブ作成のコツ

伝えられる情報量に限りがあるのが静止画です。

よって、クリエイティブを作成する時は「商品やサービスについてもっと知りたい」などユーザーの期待感を高め、自然に遷移先に誘導できるようにする必要があります。

  • メリットを強調したメッセージ
  • 自分ごと化できるような問いかけ式のタイトル

LINE広告 サイズ 入稿規定

このようなメッセージやタイトルの工夫で、同一の画像でも配信効果に差が出ます。ぜひ参考にしてみてください。

動画クリエイティブ作成のコツ

動画は、静止画と比べて伝えられる情報量が多く、ユーザーの期待感を高めることはもちろん、商品やサービスへの理解を促す効果もあります。

特に、冒頭で3秒以上視聴される動画は配信効果が高い傾向です。

「3秒到達率」が低い動画クリエイティブは、冒頭シーンの表現や演出を工夫することが作成のコツになります。

7.LINE広告の費用相場:少額予算でも利用可能

LINE広告 費用

LINE広告は、オークション形式で表示される広告が決まる「運用型広告」です。

そのため、広告枠の掲載料金が決まっている一般的な広告とは違い、LINE広告には特に決まった費用や利用料金はありません。

例えば、1日の予算が100円で、入札価格が1円といった予算感でもLINE広告の利用ができますが、オークションに勝って広告を表示させるにはある程度の予算が必要です。

過度に低予算での設定ではユーザーに広告が表示されないため、配信目的を明確にして適切な広告費用を検討することが重要になります。

LINE広告の代理店でもある弊社のLINE広告の費用の目安は20万6千円(2022年10月時点)です。
弊社は少額案件に強い代理店ということもあり、この平均金額は比較的少なめとなっています。

合わせて読みたい!
【事例付き】LINE広告の費用は少額でも効果が高い!弊社の平均費用は約20万円

また、平均は20万円ですが、数万円からの出稿が多くなっており、最後に書いている事例のように少額の予算でも十分チャレンジ可能です。

参考:【公式】LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ | LINE for Business

8.LINE広告の課金形態

LINE広告 費用

LINE広告の広告費は「課金方式」と「入札方式」の配信設定によって決まります。

課金方式は、クリックや表示などの費用が発生するタイミングのことで、入札方式は、広告の表示頻度に関係します。

ここでは、課金方式、入札方式それぞれについて解説します。

課金方式

LINE広告の課金方式は、大きく下記の3つに分けられます。

  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • 友だち追加

それぞれについて説明します。

クリック課金

ユーザーが広告をクリックし、リンク先のページに遷移すると課金が発生する仕組みです。

広告が表示されるだけでは費用が発生しないので、ユーザーにアクションを起こしてもらう必要があります。

コンバージョンを重視したい場合に適しているでしょう。

インプレッション課金

ユーザーが見ている画面で広告が完全表示されると料金が発生する仕組みです。

広告が1,000回表示されるごとに課金され、これをCPMと呼んでいます。

より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しています。

友だち追加

LINE公式アカウントの友だちが追加されるごとに課金される仕組みです。

「友だち追加」をしてくれたユーザーは、自社の商品・サービスへの関心が高いといえるでしょう。

成果が出た分だけ課金される「成果報酬型」のため、費用対効果が良くなりやすいところが特徴です。

入札方式

LINE広告の入札方法は、大きく「自動入札」と「手動入札」に分けられます。

広告を配信する対象や得たい効果に応じて適切に使い分けると良いでしょう。

それぞれ解説していきます。

自動入札

事前に設定したイベント単価や予算内で、入札額が自動調整されます。

自動入札の機械学習が進むことによって、手間をかけずに最適な広告配信が可能です。

LINE公式見解では、運用初心者には自動入札が推奨されています。

手動入札

運用状況を踏まえながら、その都度手動で入札額を変更できます。

自動入札に比べて最低入札単価が低くリーズナブルですが、運用の手間がかかります。

確実にコンバージョンを狙いたいときは、高めの入札単価を設定することも可能です。

9.LINE広告で費用対効果を高める運用のポイント

LINE広告 費用

LINE広告で費用対効果を高めるにはどのような運用をすれば良いでしょうか。

主な3つのポイントを挙げてみます。

  • 自動入札の活用
  • 友だち追加の活用
  • クリエイティブ検証の実施

それぞれについて説明します。

自動入札の活用

上記で挙げた自動入札を導入することで、配信結果に基づいて目標に近づける、といった配信が可能になります。

また、自動で入札調整をしながら配信を行えるため、効率改善や運用工数の削減につながります。

目安として、1つの広告グループに月間40件以上のCVを蓄積してから導入するのが理想です。

友だち追加の活用

最低単価が低い友だち追加を活用すれば、見込み顧客を少ない広告費で獲得することができます。

友だち追加によって獲得したユーザーは、自社に対して興味・関心が高いため、コンバージョンの向上に期待できます。

クリエイティブ検証の実施

クリエイティブ検証を繰り返し行い、CVRやCPAの良いクリエイティブを発掘することも運用のポイントです。

静止画だけでなく、動画やカルーセルなどさまざまなフォーマットで配信すると良いでしょう。

1広告あたり10件以上のCVが蓄積できる本数を上限にするのがおすすめです。

10.LINE広告に向いている商材

LINE広告 ターゲティング

LINE広告でターゲティング戦略を立てる場合、どのような商材と相性が良いのでしょうか。

LINE広告に向いている商材として、下記の2つの条件を満たしている必要があります。

  • 購入ハードルが低い
  • ターゲットユーザーが多い

それぞれについて説明します。

購入ハードルが低い

気軽に利用できるLINEの広告では、ニーズが顕在化していないユーザーを狙うことが基本です。

しっかり検討して購入する商材は効果が出にくいことが多いため、比較的安価で気軽に買いやすい商材がベストだと言えます。

ターゲットユーザーが多い

国内のSNSの中で最もユーザー数が多いLINEは、幅広いターゲットに広告を出せることが強みです。

そのため、ニッチな商材より、広くニーズのある商材と相性が良いでしょう。

まとめ

LINE広告と相性のいい商材は、「購入ハードルが低い」「ターゲットユーザーが多い」という2つのポイントを満たしていることが重要です。

LINE広告では、ニーズが顕在化していないユーザーを狙うのが基本です。

そのため、しっかり検討して購入する高額な商材は効果が出にくく、購入ハードルが低い商材のほうが効果が出やすいでしょう。

また、LINEは幅広いターゲットに広告を出せるのが強みなので、広いニーズがある商材との相性が良いです。

ターゲットユーザーが少ないニッチな商材はあまりおすすめできません。

11.弊社のLINE広告の運用事例

LINE広告 費用

ここで、弊社が担当したLINE広告の運用事例をご紹介します。

「コンタクトレンズ販売」の広告で、月額予算は4万円、配信メニューはターゲティングです。

「初回利用の大幅割引クーポンの展開」や「サイト来訪ユーザーの追跡リターゲティング」を主な実施施策とし、まずは1件以上の商品購入を目標に、テストマーケティングからスタートしました。

その結果、人気種類のコンタクトレンズが大きく割引になる映像を展開したことで20.83%と非常に高いCV率につながり、目標を大きく上回る15件の商品購入が獲得できました。

LINE広告の配信事例

12.知っ得ポイント!LINE広告の「Creative Lab」について

LINE広告では、オリジナル広告のクリエイティブを無料で作成できるツール「Creative Lab」が提供されています。

本記事では、Creative Labの特徴と使い方についてご紹介します。

Creative Labは、複数用意されているテンプレートに沿ってテキストと画像を追加することでクオリティの高い広告クリエイティブを作ることができます。

Creative Labの主な特徴は以下の3つです。

  • すべての機能を無料で利用できる
  • テンプレートが約200種類用意されている
  • LINE広告に特化したフォーマット仕様になっている

広告アカウントがあれば、すべて無料で本格的なデザインのテンプレートを使用し広告クリエイティブの作成できます。

なお、用途はLINE広告に特化しており、配信可能な2種のサイズ(1080px×1080pxと1200px×628px )のみの仕様となっています。

サイズが限定的なためやや使用範囲は限られますが、作成したクリエイティブは広告管理画面からダウンロードすることも可能です。

Creative Labの使い方

ここからはCreative Labの使い方について順に解説します。

まず以下URLから「Creative Labをはじめる」をクリックし、ログインに進みます。 https://creativelab.line.biz/

LINE広告 Creative lab

「クリエイティブを作る」画面に移ります。

 

「テンプレートから作成」ボタンを押すと、一から画像を作成することなくクリエイティブ作成を進めることができます。

LINE広告 Creative lab

任意のテンプレートを選択すると、デザインボードに遷移します。

LINE広告 Creative lab

デザインボードの左のメニューには「メディア」「図形」「ロゴ」「テキスト」が用意されています。 クリエイティブに必要な素材をアップロードしたり入力したりが可能です。

このほか、デザインボードでは以下の作業ができます。

  • 画像拡縮
  • オブジェクトの順序を変える
  • アクション(一つ前に戻る・進む・リセット)
  • レイアウトデザイン(テキストの切り抜き・アウトラインなど)
  • テキストの調整
  • カラー(テキスト・図形のカラーの変更など)
  • 保存(画像やテンプレートの保存)

クリエイティブの作成ができたら、公開していきましょう。

「LINE広告に送信」をクリックし、クリエイティブサイズを選択。

LINE広告 Creative lab

最後に「LINE広告に移動」をクリック。

LINE広告 Creative lab

LINE Ad Managerに移動し、広告出稿ができます。

クリエイティブを作る際に、他のツールを使わなくてもLINEなら気軽にクオリティの高いクリエイティブを作れるので非常におすすめです!

13.LINE広告のまとめ

LINE広告とは、みなさんが日常的に使っているLINEの様々な面に出せる広告で、国内の高い利用率と幅広いユーザー層が特徴的な媒体です。

でも、ただ幅広く出るだけでなく、自動運用の機能やクリエイティブを作成できる機能なども備わっており、利用するユーザーに優しい媒体です。

はじめてSNS広告にチャレンジする方にとっても使いやすい媒体でもあるので、ぜひチャレンジしてみてください!

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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