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【初心者向け】広告入稿・配信設定時に気をつけた方が良いところ(Facebook広告編)

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こんにちは!9月も中旬に入り、暑さもかなり落ち着いてきましたね。さて今回はFacebook広告の入稿・配信設定時に気をつけたほうが良いところを簡単におまとめしましたので紹介します。

Facebook広告にもリスティング広告同様、様々なキャンペーンの目的やターゲット機能がありますが、Facebook広告独自のものも当然ありますよね。どの媒体でも言えるのですが、意外と見落としがち・忘れがちで配信ミスになるケースは少なくないです。

今回はそんなミスの中でも私がよく耳にするケースを記事にまとめましたので紹介させて頂きます。業務に慣れてきた新卒や初心者の方、Facebook広告配信でこれから案件にアサインされる方の参考になれば幸いです。

また、過去記事にリスティング広告(Google・Yahoo!)の入稿・配信設定で気をつけたほうがいいところをまとめていますので、そちらの記事もリンクだけ貼っておきます。よろしければ参照下さい。

【初心者向け】広告入稿・配信設定時に気を付けた方が良いところ(Google広告)
https://quartet-communications.com/info/listing/technique/56922

【初心者向け】広告入稿・配信設定時に気を付けた方が良いところ(Yahoo!広告)
https://quartet-communications.com/info/listing/technique/58370

ケース1:配信の「地域」設定

まず意外と見落としがちなのが、配信する地域の設定です。ここで言いたいのは「指定した住所からの半径指定」の地域設定になります。Googleの配信地域設定で住所を指定するのと同じ要領になりますが、Facebook広告の場合、入力した住所と近しいエリアも検索候補として表示されます。

何が怖いのか?そう、怖いと思った方が良いです。Facebook広告の場合、入力した住所が検索にヒットしなくても検索候補に近しいエリアが出てくるため、検索候補に出てきたエリアを確認せず、反射的に選択すると、誤ったエリアを設定してしまうことになります。

例えば、当社の所在地(愛知県名古屋市中区錦2丁目4−15)を配信地域として設定する場合、実際の動作としては下図の通りになります。

全く違うエリアが候補として表示されますね!さすがに浜松市を選ぶ事は無いですが、反射的に作業を進めていくと、設定しちゃうリスクがありますよね。

それじゃあ、住所入力の仕方が違うのか?例えば「愛知県名古屋市中区錦2-4-15」に変更してみた場合は検索候補に表示されるのかどうか?結果は下図の通りになります。

これは危ないですね・・!「愛知県名古屋市中区」まで一致しているため、見間違いで登録しちゃうリスクは、最初の入力よりも高くなっていると思います。この手の見間違いで、後から見た時に配信地域がズレていたなんてことは珍しくないので、要注意です。※Googleの場合は該当のエリアがない場合、「一致する検索結果はありません」と出るため、こういう事象はありません。

じゃあどうするの?

基本は下記2つ方法があると考えています。

1.会社名(店舗名)を入力

該当の会社名(店舗名)を入力することで、該当の住所設定を行います。Facebookページの基本データ上に登録してある所在地(住所)が配信地域として設定されます。

2.ピン止めによるエリア設定

この場合、確実に設定するには「ピン止め」で該当する住所の座標を、下図のように打ち込む必要があります。Googleマップと突き合わせて設定すると、より確実です。

このように該当するエリアを直接見て、突き合わせすることで確実に地域設定を行えるため、住所を入力して配信地域に設定する場合は、注意して進めましょう。特に店舗を持つ来店型ビジネスのお客様にはよくあるケースかと思います。

ケース2:カルーセル広告のリンク先や画像

次のケースは、カルーセル広告内のカードについて、2個目・3個目のカード内の設定誤りによる配信ミスを目にします。このケースでの理由は「既存の広告をコピペで作成した後、最初のカード内の設定のみ行い、他を忘れてしまう」が大半です。

カルーセル広告は、下図のように広告内のカード毎に「見出し」「説明・任意」「ウェブサイトのURL」が独立しています。

コピペをしたい理由も、広告作成の手間を省きたいからという事がほとんどかと思います。が、結果、ミスによるリカバリー対応の時間の方が多く取られるため、基本はコピペで行う事は控えた方が良いですね・・!初心者の方は一つ一つ広告を作成しながら、各カード毎に設定値を入力することを強く推奨します。

補足:

紹介した事例はカード内の設定ですが、広告内には下記の表示設定が存在します。

  • 一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示
  • ページのプロフィール写真のカードを最後に追加
  • Add a map card showing your nearest stores(ビジネスの所在地を確認できる地図カードを追加)

 

一部デフォルトでONとなっているため、先方が広告を見た時、「意図しない・出ると思っていなかったな」など言われることは珍しくありません。広告に出すかどうかは先方と認識合わせをして、確実に広告を入稿するように心がけましょう!

ケース3:公開ボタン

こちらはFacebook広告独特ですが、たまにあるトラブルのケースです。

ご存知かと思いますが、Facebook広告では、管理画面で何かしらの登録や設定変更を行う場合、それだけは実際に行った設定は反映されません。作業者の画面で変更された状態(下書き)であるだけで、実際の設定値を反映(確定)するには、上図赤枠内にある「確認して公開する」をクリックする必要があります。

もはや何かを入力間違えたなどの類ではなく、油断以外の何物でもありません。自信のない方は、後ほど管理画面を見るか、先輩のパソコンから管理画面を見てもらうなど、確認作業を加えるようにしましょう。

ケース4:広告の掲載先

こちらもFacebook広告独自のものですが、広告の掲載先で先方と認識がズレていたり、一部設定不備があったことで、意図しない掲載先に広告が出ていたということは珍しくありません。それだけFacebook広告では下図のように広告配信する掲載先を選ぶことが出来るため、慣れているからと言って油断できない設定部分であります。

これだけあると、頭の中だけで完結するには難しいのではないでしょうか。Instagramに配信したいのに、InstagramストーリーズのチェックボックスがOFFになっていたり、Messengerには配信したくないのに該当の掲載先がONになっているなんてこと、後から見るとそうなってた!は、本当によくあるので、入念にチェックして設定を進めましょう。

弊社では、Facebook広告の設定フォーマットで掲載先まで網羅して、配信ミスが無いように管理しています。誰でも簡単に作成できる一覧なので、ちゃんとアウトプットしたもので設定作業を行う事をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Facebook広告にもリスティング広告同様様々な設定値は沢山あります。今回はその中でも設定ミスをよく耳にするケースをご紹介しましたが、他にも耳にしたものがあれば、追加で紹介したいと思います。

とは言え、ここで言えるのは「慣れ」「反射的にクリック」などが大半で、落ち着いて進めたり、設定後にセルフチェックで防げるケースなので、ぜひ意識して取り組んでもらえたらと思います。これからFacebook広告の配信を始めるアナタ!ぜひ設定ミスの無いよう配信準備を進めていきましょう。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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