皆さん、こんにちは!とうとう7月、雨も続く中で気温はどんどん上がり、家でもエアコンが欠かせいない毎日ですね。暑いとダルくなったりと、普段出来てたことでミスなんて・・ことにならないようお互い頑張っていきましょう。
さて、新人の方は広告入稿作業が慣れてきて、最初よりも出来る幅が広がってきたのではないでしょうか。私は後輩たちに入稿作業を手伝ってもらうことが増え、助けられていることに感謝する日々を送っています。入稿してもらった際、当然チェックをするのですが、共通して気をつけた方が良いポイントがありましたので、簡単にご紹介させて頂きます。
運用上級者の方にとっては当然でしょ?って思う方もいますが、意外と見落としがちな部分かと思いますので、そう言わず見て頂けたらと^^
ケース1:広告の候補
ご存知、検索広告にて14日後に広告の候補をシステムが自動的に作成・配信する機能です。デフォルトでは「ON」となっていますので、そのまま配信開始・時間が立つと要件外の意図しない広告が出てしまうケースがあります。
どの広告を出すか明確に要件を詰めている場合、クライアント様に誤配信と認識される可能性があるため、上図のような流れでアカウント設定画面から「広告の候補を自動的に適用しない」にする必要があります。
ケース2:広告表示オプション(自動)
ケース1と似た内容となりますが、ケース2では広告表示オプションになります。こちらも要件外の広告表示オプションが配信される可能性もあるため、そういった案件では要チェックです。下記の流れでボタンをクリックしていくと、広告表示オプション(自動)の設定画面を確認することが出来ます。
下図が広告表示オプション(自動)の設定画面となります。デフォルトでは「使用する」方のラジオボタンが選択されているため、表示しない場合は「特定の広告表示オプション(自動)をオフにする」を選択します。
選択後、どの広告表示オプション(自動)をOFFにするか選べるため、該当の広告表示オプション(自動)を選択します。その際、OFFにする理由を記述する必要があります。設定後、「完了」をクリックして終わりです。
ケース3:除外キーワードリストとの紐付け
チェックした中で一番多かったのが、下図のように作成した除外キーワードリストと対象のキャンペーン紐づけがされていないになります。
クライアント様には除外キーワードの情報も共有しているケースが多いはずなので、クライアント様が実際に検索→広告を発見・・なんてオチは怖いですよね。ちゃんと作成した除外キーワードリストは対象のキャンペーンと紐づいているか確認しましょう。紐づていない場合は、上図の流れで紐づけできます。
ケース4:柔軟なリーチ(ターゲティング・モニタリング)
こちらも考慮漏れがちなターゲティング設定の部分になります。オーディエンスから年齢、性別などの設定をしているのに、下図のように「モニタリング」になっているものは要注意です。まずは下図の流れで該当のターゲティング設定が「モニタリング」なのか確認が可能です。
実際の確認画面が下図となります(今回はリマーケティングのオーディエンス設定画面になります)。おや「モニタリング」が選択されていますね・・。これではリスト以外の意図しないユーザーに広告が配信されますし、どちらかというと広告費は設定したリスト以外のユーザーで多く利用するケースがほとんどです。それを考えるとゾッとしますよね。
図の流れの通りに「ターゲティング(推奨)」を選択・保存しておくことで、ちゃんと狙うべきユーザーにのみ広告が配信されるようにしましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか。今回は自分がcheckした際に目についた箇所の部分を一部紹介となりますが、考慮・確認すべき箇所は他にも多々あります。入稿作業をお願いするにしても、自分で行うにしても広告配信の品質を担保するのは担当者自身のため、気になるところはしっかり時間をかけて確認・品質を担保していきましょう。
そしていつも広告入稿作業を手伝ってくれる方々、改めてありがとうございますっ!本当助かっていますのでこれからもよろしくお願いします。