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【Facebook広告】ギャンブル商材の申請方法について

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更新日:
Facebook広告のギャンブル申請

こんにちは。2016年12月に日本で統合型リゾート整備推進法案通称「カジノ法案」が成立しましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で海外からの観光客が減っている昨今、ギャンブル業界はどうなっていくのでしょうか?私自身カジノには興味があり、おそらくギャンブルや宝くじなどの興味・関心にカテゴライズされているにも関わらずFacebook上でギャンブル広告をみたことがありません。

そこで今回は「ギャンブル」コンテンツに関するFacebook広告の広告掲載基準についてご紹介したいと思います(2020/06/03現在)。

ポリシーの掲載が多くないため、本記事はヘルプセンターに確認した内容が中心になります。

Yahoo!とGoogleの広告掲載基準は弊社過去記事をご参照ください。

Yahoo! ギャンブル商材の配信の手順および注意点【Yahoo!プロモーション広告】

Google ギャンブル商材の配信の手順および注意点【Google AdWords】

日本のギャンブルコンテンツとは

国内で代表的なギャンブルコンテンツは、主に3つあります。

  • 公営ギャンブル(競馬(地方含む)/競艇/競輪/オートレース)
  • 公営くじ(totoや宝くじ)
  • パチンコ/パチスロ

※パチンコ/パチスロはお金で遊戯用の玉やコインを借りて、遊戯を行い出玉やコインに応じて金(キン)などの景品と交換をします。その景品を買い取ってくれるお店にお金と交換するため、厳密にはギャンブルではないそうです

一方、オンラインでは海外で運営されている下記コンテンツがあります。

  • リアルマネーカジノ(スロットマシーン、ルーレット、ブラックジャック、バカラなど)
  • スポーツ賭博(球技種目やオリンピック競技)

※万が一運営元が国内の場合は違法になるため、運営元をしっかりと確認するようにしましょう。

「ギャンブル」コンテンツに関するFacebook社のポリシー

Facebook社は以下のようにまとめております。

Facebookから書面による事前の許可を得ることなく、ページ、グループおよびイベントでオンライン賭博、スキルを要するオンラインリアルマネーゲーム、あるいはオンライン宝くじを促進または宣伝してはなりません。(Facebook引用)

ということは、事前許可を得れば配信可能ということですね。

では実際に広告配信可能なギャンブルについてみていきましょう。

申請をすることで配信可能なギャンブル

Facebook広告は一部条件付きで掲載可能なギャンブル商材があります。

  • リアルマネーカジノ
  • スポーツ賭博
  • ビンゴ
  • ポーカー
  • 宝くじ

リアルマネーカジノ、スポーツ賭博、ビンゴ、ポーカーなど、オンラインリアルマネー賭博やリアルマネーゲーム、リアルマネー宝くじを宣伝する広告は、書面による許可を得た場合にのみ認められます。承認されている賭博、技術を必要とする競技、または宝くじの広告は、その許可が与えられている司法管轄区域内の18歳以上の人々をターゲットとする必要があります。(Facebook引用)

上記のまま解釈すると、国内で配信できるギャンブルは宝くじくらいしかないように思いますが、米国のポリシーをそのまま日本語にしているため、国内では違法とされるギャンブルが多く記載されています。

実際にヘルプセンターに確認したところ、公営ギャンブルであれば申請さえ通れば配信可能です。

パチンコ/パチスロ(厳密にギャンブルではないようなも)についても、申請することを推奨しております。

※審査内容と審査時間はブラックボックスになります。

配信条件

日本のマーケットにてギャンブル関連の広告出稿を行う場合、事前申請フォームの承認が必要になります。

申請方法

入力項目は基本的な運用者情報と広告主様のサイト情報となります。

FacebookビジネスアカウントIDとビジネスマネージャーで作成した広告アカウントIDが必須になるためアカウント開設が必要になります。

申請フォームは英語版のみのため、英語の質問に回答する必要があります。

申請フォーム Online Real Money Gaming Onboarding Application Form

ギャンブルに関する広告許可を申請するフォームをFacebook社ではOnline Real Money Gaming Onboarding Application Formと呼びます。ここではどのような回答すればよいかご説明します。

下記リンクを開きながらご確認ください。

https://www.facebook.com/help/contact/691814950897009

①Have you been successfully vetted before by our legal team for the specific RMG URL/domain you wish to promote, in the specific region you’d like to target?

→過去に申請したことありますか? ⇒A はい or いいえ

②Advertiser E-mail Address
What is your preferred email address to receive our reply in relation to this application

→広告主のメールアドレス、もしくは代理店の申請者のメールアドレスを記入

③Operating Organization’s Name
Please enter the name of the Business Entity on the License, or the name on the Facebook Page

→申請する会社名もしくはFacebookページ名を記入

④Please enter the Account ID(s) through which you’d like to promote RMG

→対象の広告アカウントIDを記入

⑤Instagram Handle/Username
If you also want to target Instagram users, please enter your IG handle.

→広告配信枠にインスタグラムが含まれる場合、インスタグラムのアカウント名を記入

⑥Please enter the FB page ID that will be connected to the above Ad Account ID, and will need to be gated

→FacebookページのアカウントIDを記入

⑦Please enter the specific region(s) which you would like to be onboarded to target via this application

→配信エリアを記入

⑧URL/Domain

→遷移先URLを記入

⑨Facebook Representative’s E-mail

→管理者のメールアドレスを記入

RMG Questionnaire…書類のダウンロードを行い、記入した書類をPDFで添付

RMG Addendum…書類のダウンロードを行い、記入した書類をPDFで添付

⑩Gambling License or Legal Memo

→国が認めたギャンブルであることを証明できる書類や、風俗営業許可申請書の承認を証明できる書類などを添付

⑪Other Information
If you have any additional information, please share below

→備考があれば記入

承認後、広告配信準備が整います。

手間はかかりますが、申請が通らない場合などビジネスヘルプセンターのチャット機能を活用しMessengerで直接教えてもらうことも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

申請項目が多く、英語版の申請書を記入するなどの時間がかかるため広告主側からすれば配信するのが億劫になると思いますが、その分広告配信枠としてはブルーオーシャンな一面もあるのではないでしょうか。ギャンブル商材の広告出稿を検討されている方の少しでもお役に立てれば幸いです。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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