さて、今回はよくお客様にご質問されるLINEの広告とLINE@って何?って何度か聞かれたためLINE Ads PlatformとLINE@の違いと特徴についてまとめました。
LINE@の特徴と料金プランについて
日本国内で月間7,000万人(※2017年7月時点)が利用しているLINEを通して、お客様やファンの方にダイレクトに情報を届けられるのが「LINE@」です。専用アプリのダウンロードや会員登録の手間がなく、既に浸透しているLINEで情報発信できることはLINE@の強みであり、メールに比べ高い効果を得ることができます。
LINE@を始めるには、LINEとは別にLINE@アプリをインストールする必要があります。LINEアカウントとLINE@を連携して初めて利用することができます。連携方法や登録手順に関しては今回は割愛いたします。
LINE@の特徴
- LINEを通してお客様に情報発信できる
- LINEを利用しているお客様であれば専門アプリの会員登録不要
- 無料で開設できる
- 伝達率の高いメッセージをメッセージ送信
- クーポンなど販促に必要な機能を手軽に利用できる
下の2つの項目がLINE@の大きな魅力ではないでしょうか。
友だち登録しているユーザー「全員」にメッセージを配信できるため拡散効果が高いです。(※任意でメッセージを届けたいユーザーを選ぶことはできません。)配信メッセージに返信などユーザーから話しかけてくれた際は、1対1で会話することもできます。大手企業だと1人ひとりに返信する対応は難しく自動配信メッセージの設定することが多いと思われますが、小・零細企業やローカルビジネスであればユーザーと会話する労力をかけることで自動配信にはできないユーザーとの関係構築も可能です。全員に配信するメッセージ1通1通は制限がありますが、ユーザー単体との会話の数量は無制限になります。
また、LINE@は販売促進ツールとして最適化されています。
特徴的な機能の1つが「クーポン」機能です。LINE@アカウントを友だち追加しているユーザーに対して「今なら全員●●%OFF!」「抽選で●名にプレゼント!」など、お得なクーポンを配信できます。配信したクーポンの使用数などは統計情報で確認できるため、効果測定しやすいこともポイントです。
LINE上で利用できるポイントカード機能やアンケート機能などもあり、チラシ作成やDM配布に比べ制作コストを掛けずに販売促進ができるため導入しやすい印象です。
料金プランについて
料金は下記の3プランあります。
- フリー 月額0円
- ベーシック 月額5,400円(税込み)
- プロ 月額21,600円(税込み)
画像引用元:http://blog-at.line.me/archives/47670596.html
プランによって、メッセージを配信できる人数が異なる点や、フリープランはタイムラインの投稿数も限りがあります。
まずは、企業様に合った利用プランを試してみてはいかがでしょうか。
LINE Ads Platform(LINE運用型広告)の特徴
2016年6月1日よりスタートしたLINEの運用型広告が「LINE Ads Platform」です。「コンバージョン」「Webサイト集客」「LINE@アカウントの友達獲得」「アプリインストール」「PR動画の認知拡大」といった目的で配信できます。
LINE Ads Platformの特徴
- 配信面の多さ(LINEが厳選した1,000をを超える優良メディアに広告配信可能)
- LINEの利用者は多く、アクティブ率が高い
- 細かなターゲティング(年齢、性別、地域、興味関心など)
LINEアプリはコミュニケーションツールとして月間7,000万人のアクティブユーザーが利用しています。アクティブ率(1日に1回以上利用したユーザー)は70%以上と高い結果が出ています。
引用元:http://ad-center.line.me/mediaguide/
FacebookやTwitter、Instagramではリーチできなかった幅広い層への広告配信が期待されています。
広告の掲載場所はタイムライン、LINE提供サービス、Hike Networkの3つです。
掲載場所の特徴や入稿規定は弊社過去記事をご参照下さい。
LINEの運用型広告「LINE Ads Platform」について
https://quartet-communications.com/info/listing/market/32266
【詳細編】LINE Ads Platformって?
最低出稿金額の変更
これまでLINE Ads Platformは、LINEの配信面(タイムライン、提供サービス)に出稿する場合は100万円以上、Hike Networkのみの出稿でも30万円以上とややハードルの高い金額でした。
現在では最低出稿金額が撤廃され、条件付きで35万円よりLINE掲載面で出稿できるよう変更されたようです。
引用元:http://blog-at.line.me/archives/49772648.html
最低出稿金額がネックになっていた企業様も多いと思われます。ハードルが下がったことでお試しやすくなりましたね。
LINE Ads PlatformとLINE@との違い
LINE@は、メルマガ要素が強いため継続したアプローチが必要です。LINE@はまず、友だちを増やしユーザーとコミュニケーションを取ることで集客や売上につなげていきます。
LINE Ads Platformは、友だちでない新規ユーザーにアプローチすることができます。単発で集客や売上につなげることができるためLINE@のような継続的な手間を省くことが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
LINEのプロモーション方法も多岐にわたり、企業様の合ったプロモーションを試してみて下さい。私はLINE Ads Platformの最低出稿金額が引き下げられたのは大きいと感じました。大手企業様しか利用しづらいイメージでしたが、Web集客の次の一手として検討してみてはいかがでしょうか。