みなさん、アカウントは開設しましたか?入金しましたか?
これだ!というキーワード・広告文で初期構築はできましたか?
広告審査も通り、今日から不特定多数のユーザーに向けてあなたのサイトが発信されます。
しかし、広告配信を開始してすぐにコンバージョン獲得を目標にするのはやめましょう。
初期構築時のキーワードは、あくまで「ユーザーはこのキーワードで検索するだろう」という仮定ですので、外れることもあります。
ではどうやって求めるユーザーに訴求できるようキーワードの精度を高めるか、その為にすべきことをまとめました。
0、事前段階
初期構築の段階では、あまりキーワードを絞りこまず、ビッグキーワードも入れておいた方がいいです。
ビッグキーワードの例)「保険」「旅行」「サプリ」
マッチタイプは部分一致が基本です。(あくまで初期段階です)
1、1日の予算を上手く使い切る
まず、自分のアカウントが1日にいくら使うか確認しましょう。
1日の予算が全然使い切れていない場合
次の可能性が考えられます。
・キーワードがニッチすぎる
ビッグキーワードを追加するなど、キーワードの幅を広げてみましょう。
・入札価格が低すぎて広告が表示されていない
First page bidを下回る入札価格だと広告が表示されない場合があります。入札価格を上げてみましょう。
First page bidについて書かれた過去の記事
逆に予算を使いすぎてしまう場合、(予算を増やすのが1番ですが)
次の可能性が考えられます。
・キーワードが広すぎる
そういう場合はたいていビッグキーワードが多いのですが、どのキーワードがお金を使っているのかをチェックして、入札価格を下げましょう。最悪止めてしまって構いません。
・入札価格が高すぎる
徐々に下げてみましょう。
これで1日の利用金額は安定するはずです。
補足
品質スコアをよくする為、最初の入札価格を高めに設定しておく場合があります。
この場合、しばらくの間は予算消化のペースが早くなりますが、徐々に入札価格を下げながらバランスを取りましょう。
2、入札価格を上下させてみる
・入札価格を下げた場合
掲載順位は下がりますが、それによってクリック率・クリック数が下がらなければ、
同じ利用金額で多くのクリックが集められます。
・入札価格を上げた場合
掲載順位が上がります。上位に表示されることで、コンバージョンが付く場合があります。
3、検索クエリを活用する
「検索クエリ」は宝箱みたいなものです。
まったく欲しくないものもいれば、自分が気づいていなかったお宝も眠っています。
「検索クエリ」を見て、次のことを行いましょう。
・いらないキーワードはどんどん除外
・運良くコンバージョンの付いたキーワードがあれば追加
・コンバージョンがついていなくても、求めるユーザーに訴求できるだろうというキーワードは追加
※又、この段階でインプレッションが出てないキーワードは止めて、動かすキーワードを絞り込んで行きます。
まとめ
アカウントの運用で大事なのは多くのキーワードから優秀なキーワードを見つけて絞り込んでいくことです。
運用の初期段階ではクリック(検索クエリ)を集めてキーワードを精査することを重点的に行いましょう。