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リスティング広告の初期運用ですべきこと

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みなさん、アカウントは開設しましたか?入金しましたか?

これだ!というキーワード・広告文で初期構築はできましたか?

広告審査も通り、今日から不特定多数のユーザーに向けてあなたのサイトが発信されます。

しかし、広告配信を開始してすぐにコンバージョン獲得を目標にするのはやめましょう。

初期構築時のキーワードは、あくまで「ユーザーはこのキーワードで検索するだろう」という仮定ですので、外れることもあります。

ではどうやって求めるユーザーに訴求できるようキーワードの精度を高めるか、その為にすべきことをまとめました。

0、事前段階

初期構築の段階では、あまりキーワードを絞りこまず、ビッグキーワードも入れておいた方がいいです。

ビッグキーワードの例)「保険」「旅行」「サプリ」

マッチタイプは部分一致が基本です。(あくまで初期段階です)

1、1日の予算を上手く使い切る

まず、自分のアカウントが1日にいくら使うか確認しましょう。

1日の予算が全然使い切れていない場合

次の可能性が考えられます。

・キーワードがニッチすぎる
ビッグキーワードを追加するなど、キーワードの幅を広げてみましょう。

・入札価格が低すぎて広告が表示されていない
First page bidを下回る入札価格だと広告が表示されない場合があります。入札価格を上げてみましょう。

First page bidについて書かれた過去の記事

http://quartet-communications.com/info/listing/5822

逆に予算を使いすぎてしまう場合、(予算を増やすのが1番ですが)

次の可能性が考えられます。

・キーワードが広すぎる

そういう場合はたいていビッグキーワードが多いのですが、どのキーワードがお金を使っているのかをチェックして、入札価格を下げましょう。最悪止めてしまって構いません。

・入札価格が高すぎる

徐々に下げてみましょう。

これで1日の利用金額は安定するはずです。

補足

品質スコアをよくする為、最初の入札価格を高めに設定しておく場合があります。

この場合、しばらくの間は予算消化のペースが早くなりますが、徐々に入札価格を下げながらバランスを取りましょう。

2、入札価格を上下させてみる

・入札価格を下げた場合

掲載順位は下がりますが、それによってクリック率・クリック数が下がらなければ、

同じ利用金額で多くのクリックが集められます。

・入札価格を上げた場合
掲載順位が上がります。上位に表示されることで、コンバージョンが付く場合があります。

3、検索クエリを活用する

「検索クエリ」は宝箱みたいなものです。

まったく欲しくないものもいれば、自分が気づいていなかったお宝も眠っています。

「検索クエリ」を見て、次のことを行いましょう。

いらないキーワードはどんどん除外

・運良くコンバージョンの付いたキーワードがあれば追加

・コンバージョンがついていなくても、求めるユーザーに訴求できるだろうというキーワードは追加

※又、この段階でインプレッションが出てないキーワードは止めて、動かすキーワードを絞り込んで行きます。

まとめ

アカウントの運用で大事なのは多くのキーワードから優秀なキーワードを見つけて絞り込んでいくことです。

運用の初期段階ではクリック(検索クエリ)を集めてキーワードを精査することを重点的に行いましょう。

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