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運用がしやすくなる除外設定の小技《リスティング広告》

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リスティング広告のアカウントを構築する際、登録するキーワードを選んだらそのキーワードをどのマッチタイプで登録するかも考えます。
マッチタイプを指定する事で狙い通りのユーザー層を上手く誘導したり、特定のキーワードの品質を上げCPCを下げたりとマッチタイプの選択はキーワード選びと同じくらい重要です。
もちろんそれぞれのマッチタイプで検索クエリも大きく変わり、検索クエリはアカウントを成長させるのに重要なデータの1つになります。

今回はこういったケースで後々の運用がしやすくなる除外設定の小技を紹介します!

登録してある他のキーワードを除外する

例えばヘアサロンがリスティング広告を出稿する際に入札するキーワードのひとつは当然ですが「ヘアサロン」だと思います。
そして「ヘアサロン」の類似キーワードとして「美容院」「美容室」などユーザーが検索しそうなワードも登録します。

これらのキーワードを登録する際に気をつけるべきなのは部分一致で登録した場合、類似キーワードは拡張されて広告掲載の対象になるという事です。

つまり、「ヘアサロン」の実際のクエリの中には「美容院」も「美容室」も含まれますし逆もまた然り。
「ヘアサロン」にクリックが集中していたとしてもクエリを見てみたら「美容院」「美容室」での検索が「ヘアサロン」の部分一致で拡張されていた、なんて事も多々あります。

これではキーワードを分けて登録しても 意味のあるデータとは言えなくなってしまいます。

やはり意味のあるデータを取ろうと思うのであれば「ヘアサロン」の検索クエリには「美容院」「美容室」は入っているべきではありません。

もちろん「美容院」のクエリ内に「ヘアサロン」「美容室」があっても 正しいデータとは言えません。

そこで登録している類似キーワードをフレーズ一致で除外してしまいましょう。

「ヘアサロン」 → 「美容院」「美容室」をフレーズ一致で除外

「美容院」 → 「ヘアサロン」「美容室」をフレーズ一致で除外

「美容室」 → 「ヘアサロン」「美容院」をフレーズ一致で除外

こうすれば狙い通りのキーワードに狙い通りのクエリを集められます。

 自分自身を除外する

場合によって同じキーワードを複数のマッチタイプで登録する事も多々あります。
同じキーワードを登録すればどのマッチタイプであっても登録したキーワードと完全に一致するクエリは広告掲載の対象になります。

例えば「リスティング」というキーワードを完全一致、フレーズ一致、部分一致でそれぞれ登録している場合、ユーザーが「リスティング」と検索すればアカウント内に登録してある全てのマッチタイプの「リスティング」が反応します。
その際どのマッチタイプのキーワードで広告掲載されるかは出稿者側では決められません。
実際にクエリを見た時に同じクエリがいくつも登録されているという事があるかと思います。

せっかく完全一致で登録していても部分一致のキーワードがトリガーになっていては狙い通りとは言えません。

この事態を回避するためには登録してあるキーワード自体を除外登録しておくのです。

上の例で言えば

「リスティング」完全一致 → 除外設定なし

「リスティング」フレーズ一致 → 「リスティング」を完全一致で除外

「リスティング」部分一致 → 「リスティング」をフレーズ一致で除外

これで「リスティング」と検索した時にトリガーとなるのは「リスティング」完全一致になります。
「リスティング 運用」「運用代行 リスティング」などの検索は「リスティング」フレーズ一致がトリガーとなります。
そして「アドワーズ」「ウェイトリフティング」などの 言い換えワードや類似するワードは部分一致にまとまります。

「ウェイトリフティング」は除外しましょう。

こうすればクエリが見やすくなると同時にキーワード単位、広告グループ単位でのデータに信憑性が出ます。

まとめ

除外をしていなければトリガーとなったのが部分一致だった場合、本来完全一致の「リスティング」でコンバージョンしたにも関わらず部分一致の「リスティング」にコンバージョンが付いてしまいます。
これでは管理画面からその効果を読み取るのは困難です。
狙ったとおりのキーワードをトリガーにすることでデータをより意味のあるものにして運用しやすいデータを作る事も重要な事だといえるでしょう。

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