ターゲット地域の設定を活用されている運用者の方は多いと思います。
今回はさらに詳細なデータを参照してリスティングの運用改善に役立てる方法をご紹介します。
広告の掲載結果を地域別に表示する
データの参照は以下の手順で行います。
- キャンペーンタブをクリック
- 表示するキャンペーンか広告グループを選択。今回は全てのキャンペーンを選択します。
- 期間選択メニューで分析期間を選択します。
- [ディメンション] タブをクリックします。
- [地域] または [ユーザーの所在地] を選択します。
- [表示項目] ボタンをクリックして、プルダウン メニューから [表示項目の変更] を選択します。
- [詳細レベル] をクリックし、統計情報の表に表示する地域を追加します。
参照ポイント
上記の設定をすると、こんな形で表示されます。
各項目についてですが、
- 「地域」:都道府県単位
- 「市区分」:市区町村単位
- 「最も詳細は地域」:実際の検索動向に応じた統計情報が表示されます。(「ユーザーの所在地」「ユーザーが検索対象とした地域」「ユーザーが参照したコンテンツに関連する地域」)
※「未指定」となっているものは、「IP アドレスから地域を割り出すことができず、検索クエリからも関心のある地域を特定できなかったケース」ということになります。
こちらは地域別掲載結果をフォーカスしたものです。
たとえば、こちらの例の場合、愛知県でのコンバージョン数が最も多いということが分かりますね。
まとめ
このように、地域設定をしているキャンペーンでは、細かく配信先の情報を確認することが重要です。
コンバージョンの取れている地域の入札価格を上げたり、予算配分を増やすことで、アカウントの最適化を図ることが可能です。