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完全一致やフレーズ一致で注意する「類似パターン」の2つの最適化方法

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Google AdWordsでは今年の5月頃から類似パターンによる出稿が始まっています。

恩恵をうける場合もありますが、そうでない場合もありますので仕組みを理解して取り組みましょう。

類似パターンって何?

通常、完全一致やフレーズ一致では、登録したキーワードが完全に一致したり、登録したフレーズが含まれた検索クエリの場合に広告が出稿されます。

ところが類似パターンでは、完全に一致していなくてもその類似ワードが含まれた際にも出稿されることになります。

具体的に言うと

  • 入力ミスや表記の違い
    →「ウォータープルーフ」と「ウォータープーフ」、「ダイアモンド」と「ダイヤモンド」など
  • 省略形
    →「プラモデル」と「プラモ」 など
  • ひらがな・カタカナ・漢字
    →「ご飯」と「ごはん」、「コーヒー」と「珈琲」など
  • 外国語ではさらに単数と複数の違いや語形の変化
    →「flower」と「flowers」、「serving」と「serve」など
  • アクセント記号
    →「café」と「cafe」など
  • 頭文字
    →「New York」と「NYC」など

などが含まれるようです。

類似パターンはどう適用されるの?

類似パターンは自動で適用されます。ですので、あなたのアカウントでも注意が必要です。

完全一致やフレーズ一致をアカウントに使っている場合は、意識をしていない限り勝手に類似パターンの適用がなされています。

だからこそ注意が必要です。

メリットと注意点

メリットとしては自分が想定していなかった表記ゆれを自動で補完してくれるという点です。

どれだけキーワードを考えても検索キーワードはユーザーニーズによって日々変化し、いきなり短縮語が現れるようなジャンルもあると思います。

そういったときに類似パターンでの出稿はメリットは出てきます。

デメリットとしては、あくまで自動で補完するので自分の意図しないキーワードで補完されている可能性があるということです。

意図しないキーワードは広告主さまごとに違うと思いますので割愛しますが、キーワードの表記ゆれで意味が変わってくるキーワードも存在していると思うので、そんな場合に注意が必要です。

類似パターンの2つの最適化方法

①類似パターンの出稿を停止する

ひとつめはそもそも類似パターンを停止するという方法です。

キャンペーンの設定タブを選択し、「詳細設定」というところに「キーワードマッチ」という項目がありますので、そちらから類似パターンを表示しないという設定が可能です。

※詳細設定がない、という方

最近のGoogleのインターフェース変更で、デフォルトの設定ですと詳細設定の表示がありません。

その場合は「全般>タイプ」を『すべての機能 – 検索ネットワークで使用可能なすべての機能とオプション』に変更していただくと表示されるようになります。(下記参考)

②除外キーワードで調整する

類似パターンは冒頭で申し上げた通りデメリットだけではありません。ですので、メリットを享受しながらデメリットを潰そうと思うと除外キーワードでの設定が良いでしょう。

検索クエリを見ながら、除外すべきクエリを除外して類似パターンで意図しないキーワードでの出稿を抑えましょう。

まとめ

Yahoo!リスティング広告もGoogle AdWordsも、ほぼ強制的に全アカウントに適用するような変更が時々あります。

こういった変更はいち早くキャッチし、対応していく必要がありますので是非情報のアンテナを立てておくと良いと思います。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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