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【Google広告】GoogleAnalyticsを使わずに、サイト滞在時間指定でオーディエンスリストを作成する方法


今回は、Google広告にて、サイト滞在時間指定でオーディエンスリスト(例:サイトに5秒以上滞在したユーザーのオーディエンスリスト)を作成する方法をご紹介します。

この記事の肝は、GoogleAnalyticsを使わない、という点です。
というのも、基本的には、GoogleAnalyticsでリストを作成し、GoogleAnalyticsとGoogle広告を連携してオーディエンスリストを使用する形で活用されている方が多いのではないでしょうか。

今回は、どうしてもGoogleAnalyticsが使えない、GoogleAnalyticsとGoogle広告を連携できない、といったケースでも、サイト滞在時間を指定したオーディエンスリストを作成できる方法をご紹介します。(割とニッチなケースだとは思いますが...。)

今回ご紹介する方法は、正直少し力業(ちからわざ)です。
GoogleAnalyticsで作成する方法と比べると、できることも精度も落ちてしまう可能性がありますので、できるだけGoogleAnalyticsで実施することをオススメします。本当にどうしてもGoogleAnalyticsではできない場合に参考にして頂ければと思います。

必要になるのは、Googleタグマネージャー(以降、GTMと記載)になります。これだけはご用意下さい。

※厳密な話ですが、GoogleAnalyticsの「滞在時間」とは定義が異なります。今回ご紹介するGTMでの設定方法は、ページ(サイト)に遷移してから計測が発動してから離脱するまでの時間を「滞在時間」として記載しております。

手順

以下の流れで設定していきます。

  1. Google広告アカウントにて、コンバージョンタグを発行(滞在時間指定のオーディエンスリストの元になります。)
  2. GTMにて、指定した滞在時間で発火するタグを設定(1.で発行したコンバージョンタグを使用)
  3. Googleアカウントにて、1.で発行したコンバージョンタグを元に、滞在時間指定のオーディエンスリストを作成

この3ステップで完了です。それでは、それぞれの詳細を説明します。

詳細説明

今回は、「特定のページに5秒以上滞在したユーザー」のオーディエンスリストを作成してみます。
それでは、手順の1から順番に詳細を説明します。

手順1.Google広告アカウントにて、コンバージョンタグを発行

以下キャプチャのように、コンバージョンタグを発行します。

要注意点!

キャプチャ赤枠のように、必ず「コンバージョンに含める」の設定を「いいえ」にしましょう!
この設定が「はい」になっていると、コンバージョンとしてカウントされてしまいます。(※「いいえ」の場合でも「すべてのコンバージョン」にはカウントされます。)

手順2.GTMにて、指定した滞在時間で発火するタグを設定

まずはトリガーを設定します。以下のようにトリガーを作ってみましょう。
今回は、該当のページに滞在している時間をタイマーで計測する形のトリガーにしています。ページ指定なしで、サイト自体の滞在時間で計測したい場合は、トリガー条件でページを指定する必要はありません。

要注意点!

  • 「間隔」の設定
    →これは、何秒間毎にトリガーを発動させるかどうかを決める設定です。単位がミリ秒になっていますので、5秒の場合は、5,000ミリ秒と設定します。
  • 「制限」の設定
    →これは、このトリガーを発動させる回数の制限という意味です。ここは「1」と設定しましょう。

 

次に、タグを以下のように設定しましょう。

手順1.にて発行したコンバージョンタグのID・ラベルを入力します。上記のタグ設定ができたら、GTMでの作業は完了です。

要注意点!

「タグの呼び出しオプション」は「1ページにつき1度」を選択しましょう。トリガーで制限「1」にしているので大丈夫だと思いますが、何度も動作しないように念のため設定します。

手順3.滞在時間指定のオーディエンスリストを作成

Google広告アカウントに戻り、以下のようにオーディエンスリストを作成します。

「リストのメンバー」という設定項目から「特定のタグがあるページを訪問したユーザー」を選ぶと、コンバージョン設定が表示されます。
その中から、手順1.で作成したコンバージョンを選んでオーディエンスリストを作成するとできあがりです。

おまけ:滞在時間の設定について

今回の記事は方法論について記載しましたが、そもそもなんのメリットがあるのか、滞在時間は何秒で設定するのがいいのか、などもご紹介します。

そもそも滞在時間で区切るメリット

滞在時間が長いユーザーは、サイト内の情報をしっかり見てくれているユーザーとも捉えることができますので、より成果に繋がりやすいユーザーである可能性があります。
※サイトに入ってから放置していた人も含まれるので、確実に成果に繋がりやすいというわけでもありません。この点は検証結果次第という形になります。

そのため、滞在時間が短いユーザーを足切りにして、滞在時間が長いユーザーへの配信を行うことは、CPAの改善を狙うための施策として試す価値があると思います。

滞在時間を何秒で設定するのがいいのか?

結論としては、サイトや商材によってまちまちなので、これといった正解はありません。
私は、以下のような方法で決めることが多いため、以下の方法を参考にして頂ければ幸いです。

GoogleAnalyticsの平均滞在時間を参考にする

※GoogleAnalyticsを利用していればですが...。

例えば、GoogleAnalyticsの平均滞在時間以上のリストを作成したりすることで、あたりを付けることができると思います。

滞在時間のリストを複数きり分けて効果検証する

例えば、滞在時間10秒、20秒、30秒、とリストを切り分けて配信するのもおすすめです。実際に配信した結果を元に、30秒のリストのCPAが安くて優先して配信したいのであれば、10秒・20秒のリストは停止させて、新しく30秒以上のリストをまた作って検証してみるなどで進めるのがある意味確実な手段かと思います。

まとめ

今回は小ワザのご紹介でした。
GoogleAnalyticsでのリスト作成の方法などはけっこういろんな方が記事にされているのですが、GTMだけを使って滞在時間指定のリストを作る方法の記事はあまりない気がしたので記事にして紹介してみました。
(GoogleAnalyticsが使えない、というのがニッチなケースだからかもしれませんが...。)

もし、同じように悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしていただけますと幸いです。
今回は設定方法の紹介でしたが、「滞在時間指定オーディエンスリスト」とそれ以外のリストでの比較なども次回紹介できればと思います。

以上、黒川でした。

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。




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