先週審査の通りにくいものに関して書きましたが、今回はどういった業種が通りにくいのかをもう少し掘り下げていきたいと思います。
ひとつは先週も書いた「薬事法」に抵触する表現です。
これは化粧品やサプリメントといった コスメ関係、健康食品関係が主になります。
注意すべきはユーザーに勘違いをさせない表現でした。
化粧品なら「しみが消える」「若返る」などの表現は使えませんし、健康食品なら医薬品のような効果効能は謳えません。
そしてもうひとつ審査が通りにくい業種があります。
整体、マッサージ、アロマテラピーなどの医業類似行為は誤解を招く表現が多く使われる傾向があるため審査に通りにくいのです。
一例ですが「治療」や「診療」といった単語は使えません。
また、病名などを記載するのも避けたほうが良いでしょう。
これは医療機関であるとユーザーに勘違いをさせてしまう可能性があり、審査に抵触するためです。
こういった業種も当然ですが審査に通らない訳ではありません。
勘違いをさせてしまうような表現さえなければ審査はもちろん通ります。
気をつけるべき表現とは
上記の一例では審査に抵触しそうな表現を全て網羅している訳ではないので若干分かりづらいと思います。
実はYahoo!リスティング広告ラーニングポータルに審査に抵触しやすい表現がまとめられています。
画像の赤マルで囲った部分にマウスを乗せると「目的から探す 業界で探す」という項目が出てきますので「業界で探す」をクリックしてもらえば業種別の特徴をまとめたページに変わります。
この中に審査に抵触する表現は? という項目のある業種は特に注意が必要という事です。
この項目の中に抵触事例集というPDFファイルがあります。
ここに抵触しやすい表現がまとめられていますので審査になかなか通らない、これから審査しようという方は一度目を通してみてはいかがでしょうか?