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【初心者向け】リスティング広告を始めたら間違い電話が増加!?

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今回は、リスティング広告を配信開始して数ヶ月後、間違い電話が増えた!とご相談された事例がありましたのでご紹介いたします。同じくリスティング広告を始めたら間違い電話が増えたと思ってる方のご参考になれば幸いです。

間違い電話が増えた理由は?

そもそも何故、間違い電話が増えたのでしょうか?結論から言いますと、リスティング広告を始めてから急に増えたのであれば、それはズバリ競合他社の検索結果に広告表示されている影響が大きいです!検索結果の上に広告が表示されていることを知らない人もまだまだ多く…競合名を検索窓に打ち込んで、迷わず一番上の広告をクリックする人なんてザラにいると思います。自分が検索窓に打った企業名だと勘違いしたまま電話をかけてしまう人が中にはいるのではないでしょうか。

案件概要

今回、ご紹介する案件概要は下記のとおりです。

  • 業種:歯科医院
  • 配信媒体:Google、Yahoo!(検索広告のみ)
  • CV地点:電話タップ、LINE予約
  • 配信期間:半年
  • 競合名KW登録なし

リスティング広告を始めてから競合院と間違えて電話がかかってくるとのことでした。また、競合名をキーワードとして登録しているわけではありませんが、拡張されて競合名のクエリで多く表示・クリックされています。ふむふむ、ただの番号間違いでは無いようですし、やはりリスティング広告経由の可能性が高いです。

広告経由の電話番号タップ数を確認

では、実際に広告経由でどのくらい電話番号タップがされているのか確認しました。

電話タップコンバージョン

まずは競合名クエリでサイト流入し、電話タップコンバージョンに至っている数を確認しました。すると、Google・Yahoo!合わせて全期間で10件。特段多い印象は受けませんでした。また、競合名からサイト流入しLINE予約に至っている数はその倍以上あることから、競合名で入ってきてもサイト内を見てもらえている見込みがあります。そのため、電話タップコンバージョンが大きな要因では無いと考えました。

電話番号表示オプション

競合名で多く広告表示されているということは、競合名で検索して一番上に出てきた電話番号をポチっとする人が多少いるのでは…と思い、電話番号表示オプションを見てみました。すると電話番号表示オプションで電話リンクをタップされた数は170件ほどでした。これだけの数があれば、競合と勘違いして電話リンクをタップしたり、そもそも検索結果をスライドする際に間違えて押してしまったという可能性があります。

対応策は?

間違い電話を減らすためには、以下の対応策が有効かと思います。

  • 競合名を除外キーワードとして登録
  • 電話番号表示オプションを外す

今回の場合はコンバージョンの半数近くが競合名クリックで流入しておりましたが、先述の通りその多くがLINE予約で計測されていました。競合名クエリでサイト流入したことが間違い電話の多さに繋がっている可能性は低く、LINE予約が多く取れていることからも競合名を全て除外することはあまりしたくありませんでした。そのため、電話番号表示オプションを外してみて1,2ヶ月様子をみさせていただくことにしたところ、後日、以前より間違い電話が減ったと感じていただけました!

ただ、飲食店など電話番号表示オプションから入電されやすそうな商材だと機会損失になってしまうかもしれません。商材やアカウント状況からキーワード除外をするのか、電話番号表示オプションを外すのか判断しましょう。

オマケ

電話番号表示オプションのデータは普段あまり見る方が少ないのではと思うので、媒体ごとのデータの見方もご説明いたします。

【Google】

分割ボタンから「クリックタイプ」を選択します。「モバイルClick-to-Call」の項目のクリック数で、電話番号表示オプションから電話リンクをタップされた数が分かります。

【Yahoo!】

Yahoo!はキャンペーンごとや広告グループごとには見れず、電話番号ごとでしか見ることが出来ません。

  • 広告表示オプションタブに切り替える
  • 広告表示オプションの種類を「電話番号オプション」に切り替える
  • 統計情報タブに切り替える
  • 表示ボタンから「クリック種別」を選択

「電話番号」の項目のクリック数で、電話番号表示オプションから電話リンクをタップされた数が分かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、リスティング広告を始めてから競合名との間違い電話が増えた事例をご紹介いたしました。間違い電話が多くなるとお客様の業務に支障をきたしかねませんし、不安な気持ちを抱かれるかもしれません。今回のことに限らず、ご相談された際は少しでも不安な気持ちを無くしてもらえるようしっかり要因追求・対応していきたいですね。

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