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【Googleエディター】広告入稿・複製時の時短ワザ【YDNエディター】

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今回は、入稿作業時に使用するGoogle・Yahoo!エディターの、知ってたらちょっと時短できるかも!?な技を紹介したいと思います。

Googleエディター

Googleエディターで紹介したい技はこれ!

別々の広告が入った複数の広告グループで、広告をコピーして作成し編集するときのコピー方法です。

ん?どういうこと?ってなりますよね。

たとえばこんな状況になったこと、ありませんか?

愛知の広告グループには愛知用の広告文、岐阜の広告グループには岐阜用の広告文が入っています。URLはすべての広告グループで一緒です。さてある時、サイトのABテストをしたく、広告文を複製してリンク先を変更する必要が出てきました。どう作業を行えば良いでしょうか??

すべての広告を選択してコピーし、貼り付けて複製、その後URLを一括で変更、とできれば良いのですが、Googleエディターではそれができません。これを行ったら下図のようにすべての広告グループにすべての広告文が複製されてしまいます。

ちなみにYahoo!SS、YDNエディターは上の手順で、それぞれの広告グループの広告が、元ある広告グループにのみ複製されるため、そのままURLを変更するだけで作業を完了することができます。

じゃあGoogleはひとつひとつの広告グループごと広告を複製し、複製した広告のみを選択してURLを変更するしかない…?それでも良いですが、広告グループの数が多くても手間をかけずに作業を進められる方法があります!

「詳細な変更」を活用しよう!

詳細な変更とは、テキストを置換したいときに使用するあの機能です。この機能を使用した時短ワザを紹介したいと思います。

①すべての広告を選択し、Ctrl+Hで詳細な変更のパネルを出す

②「URLを変更」にて、設定したいURLを入力

「重複した項目を変更する」にチェックを入れる!!

ここです!ここがポイントです!下の方にある、「重複した項目を変更する」にチェックを入れてください。右にある「新規作成されたアイテムを選択する」は状況に応じてで大丈夫ですが、基本的に複製したものを編集することになると思うので、チェックを入れておくと良いと思います。

④URLを変更のボタンをタップ

この設定にて変更を実施すると、以下のようになります。

それぞれの広告グループ内の広告が、元の広告グループにのみ複製されています。下図を見ても、愛知には愛知の広告のみが複製されていますね。さらにURLも変更されています。

あとはデータを送信すれば作業完了です。

URL以外を変更するときの応用編(汎用性高め)

上記はURLを同じものに変更するだけでしたので、割と簡単に作業を行うことができました。しかし変更したいのはURLじゃないかもしれませんし、変更する内容も少しずつ違う、という時もありますよね。そういう時は、この応用編でやってみてください。時短になる部分があるかもしれません。

①「詳細な変更」パネルにて「操作の実行:コメント」を選択、テキストを記入

②「重複した項目を変更する」にチェックを入れ、追加ボタンをタップ

今度は以下のように追加されます。

先程と同様、各広告グループに、広告グループごとの広告が複製されました。コメントの部分にテキストが追加された状態で、広告自体は何も変更されていないため、ここから必要な編集を行ってください。

広告グループごとで全部編集内容が違うというときは、あまり意味がないかもしれませんが、たとえば愛知・岐阜・三重は変更内容が同じ、というようなときには少しは役に立つのではないでしょうか。

そして画像ではさらっとやってますが、コメントの部分に日付を入れておくと、変更作業を行った日付がわかりやすくおすすめです!(URL変更の例も、応用編でやってもいいくらいです。笑)

YDNエディター

続いてスポンサードサーチエディターを飛ばして、YDNエディターに行きます。YDNエディターで紹介したい技は…

複数のバナーを一度に広告グループに追加する方法です。

状況はわかりやすいと思いますので、早速やり方の紹介に行きます。

「クリップボード」、「複数作成」を活用しよう!

①共有ライブラリにて追加したい画像を選択し、コピー

②ディスプレイ広告の画面で、複数作成をタップ

③追加したいキャンペーンや広告グループを選択し、「クリップボードから貼り付け」をタップ

④インポートをタップし、必要な箇所を編集

こちらは、広告名、表示URL、リンク先URLが空欄の状態でコピーされますので、それぞれ編集して作業完了です。バナーの数が多い時に活用してください!

複数作成のパネルですべての項目を編集することもできます!

広告名、表示URL、リンク先URLの編集は、以下のようなやり方もあります。

複数作成のパネルで、「取り込まない」になってる箇所を編集してインポート

上の図のように、複数作成のパネルの時点で編集を行うことも可能です。プルダウンが「取り込まない」になっている箇所にて、「広告名」や「リンク先URL」に変更して必要な情報を記入することで、空欄がない状態で広告をインポートすることができます。状況に応じて使ってみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、最近私が入稿作業をしている際に、「何その機能!」と驚かれたものを2つ紹介させていただきました。運用者にとって、入稿や広告の変更などは必ず発生する作業かと思います。作業は効率よく行い運用の時間を増やせるよう、いろいろな機能を使いこなしていきたいですね。今回の記事がみなさまのエディターライフに少しでも役立つと幸いです。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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