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【Google広告】動画広告でシーケンス配信が全アカウントで使用可能に

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更新日:

2018年初頭にベータ版としてリリースされていた動画広告シーケンスが2018年11月に全アカウントで利用できるようになりましたので、今回ご紹介します。

動画広告シーケンスとは?

Google広告ヘルプには下記のように記載されています。

動画広告シーケンスでは、定義した順序で一連の動画をユーザーに表示することで、商品やサービス、ブランドのストーリーを伝えることができます。動画広告シーケンス キャンペーンを使うと、ユーザーの関心を高めたり、メッセージをアピールしたり、統一されたテーマを作成したりすることが可能です。
出典:Google広告ヘルプ

これまでバンパーやインストリームといった単体だった動画広告を組み合わせて、意図した順番にユーザーに表示ができるようになりました。

動画広告シーケンスの注意点

動画広告シーケンスはこれまでの動画広告と下記の点が異なります。

  • 動画広告シーケンス キャンペーンでは、ユーザー属性はキャンペーン単位でのみ除外できます。
  • シーケンス キャンペーンは「YouTube 動画」ネットワークでのみ配信できます。
  • キーワード、トピック、プレースメントを使用してターゲティングすることはできませんが、これらの項目をキャンペーン単位で除外することは可能です。
  • シーケンス キャンペーンでは、リンクされた YouTube チャンネルの動画のみ使用できます。
  • フリークエンシー キャップは、デフォルトでは、1 ユーザーにつき 30 日間で 1 つのシーケンス全体を表示するように設定されています。フリークエンシー キャップを編集することはできません。

動画広告シーケンスの配信設定

新規キャンペーン作成から「動画」を選択。
キャンペーンのサブタイプの「広告シーケンス」にチェックを入れます。

キャンペーン名や開始日など、これまでの動画広告にもあった内容を入力します。また、「ユーザー属性」「オーディエンス」はキャンペーン単位で設定します。

広告グループと動画広告は一緒に設定します。

設定した広告の順番は上図のように順番を決めて完了です。

動画広告シーケンスの使用案

バンパー広告→インストリーム広告

バンパー広告を見たユーザーに対して、より詳細な内容のインストリーム広告を配信します。
検索広告で「一般キーワードで認知、指名キーワードで刈り取り」の流れのように「バンパー広告で認知、インストリーム広告で刈り取り」といった流れで動画広告を見せることができます。

ストーリー性のある動画

ドラマのようにストーリー性がある動画を動画広告シーケンスを使って見せるのも良いと思います。
これまでの動画広告であれば、ストーリー性のあるものは期間毎に配信動画を変えることで順を追ってユーザーに見せていましたが、動画広告シーケンスを使えばユーザー単位で次の動画広告を見せることができます。

まとめ

これまでの動画広告は単体の配信に対して成果検証をするものでしたが、動画広告シーケンスは動画を見せる流れを考えたり、どのようなストーリーにして見せるかといったクリエイティブな側面が強い配信方法だと思いました。

AI化や自動化が進む中、今回のようなクリエイティブ面で成果を出せる運用者になりたいですね。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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