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【リスティング広告】予算配分は運用最適化の近道

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皆様は運用最適化のためにどのような調整をしていますか?

除外キーワードの追加や入札調整、または新しい施策の提案などリスティング広告ではできることがたくさんあります。
もちろん、上記のようなことも大切ですが、一番大きな影響があるのは予算配分だと思います。

今回は媒体間予算配分を変更した結果、成果が増加した事例をご紹介します。

案件内容

  • 商材:エステサロン
  • 配信媒体:Yahoo!・Google
  • 配信メニュー:検索広告のみ
  • CV地点:お問い合わせ・予約のフォーム送信

今回、予算面・エステ関連キーワードのクリック単価が高く、ディスプレイ広告を配信する予算がなかったため検索広告のみで配信をしました。

また、下記2ヶ月間の運用調整は入札調整や除外キーワード追加などで大きな変更は行っていません。

配信1ヶ月目

配信1ヶ月目なのでYahoo!・Googleの媒体間予算配分は均等にして配信しました。
結果、Yahoo!に比べGoogleでのCV数が多く、CPAも約1/4とGoogleが好調な結果となりました。

Googleでの成果が良い要因としては、Yahoo!・Google共にスマートフォンからのCVが多いため、デフォルトの検索エンジンであるGoogleへの配信がマッチしたと考えます。
また、スマートフォンからのCVが多い理由としては商材ターゲットが女性のため、PCユーザーよりもスマートフォンユーザーが多いことが挙げられます。

上記を踏まえ、次月はGoogleへの予算配分を強化し配信をしました。

配信2ヶ月目

結果、GoogleでのCV数が増加し、合計のCV数は5→9と約2倍になりCPAも40%程度抑制することができました。

予算配分を変更する際に気をつけること

表示母数に余剰があるか

成果が良いからといって予算強化する媒体に余剰がないのであれば成果を増やすことができません。
媒体のインプレッションシェアを確認して損失が出ているかを確認しましょう。

 

検証期間が短く判断が早計ではないか

上記例ではYahoo!・GoogleでCPAが1/4と大きな差が出ましたので配信1ヶ月で媒体間予算配分を変えましたが、1ヶ月間程度のデータでは判断するには母数が少ない場合があります。

成果に大きな差がなかったり、クリック数がまだ少ない状況であれば、媒体間予算配分はそのままで配信を継続し強化したい媒体が効果的かの検証をするのが良いと思います。

まとめ

今回はYahoo!・Googleと媒体間予算配分の事例でしたが、検索とリマケなどキャンペーン間でも同様のことが言えます。

「成果が良い所に予算を投下する」はシンプルですが効果的な施策だと思いますので、開始当初の予算配分のまま運用しているアカウントがあれば是非、予算配分を再検討してみて下さい。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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