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【Google AdWords】TrueView広告の視聴率の改善例と活用方法について

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更新日:

こんにちは、荻野です。
そろそろいい大人になってきたので、先日エステの「肌診断」とやらを受けてきました。
“キメ悪い”、”コラーゲン細胞減少中”という診断結果に衝撃を受け、ずっと引きずっております。エステに課金しようかと本気で悩んでいる今日この頃です。

最近エステについて調べすぎて、Youtubeを見る前のTrueView広告でも美容関連のサービスがよく掲載され、思わず最後まで見てしまっている自分がいます。

さて、運用者の皆さんはそんなTrueView広告の配信で、視聴率を意識した運用を行ったことはありますか?設定したときのまま運用してる…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はカテゴリの追加で視聴率が伸びた事例紹介と、TrueView広告の活用方法についてご紹介いたします。ご参考になれば幸いです。

アカウント概要

  • 商材:ジュエリー買取査定
  • 配信エリア:大阪府
  • 配信目的:認知最大化
  • 配信期間:3ヶ月
  • 広告タイプ:インストリーム広告(30秒動画)

広告配信の経緯

新しく店舗をオープンしたジュエリー買取査定のお客様で、新店舗オープン記念に合わせてテレビCMを流す事になりました。それに伴いTrueView広告でも認知配信を行いたいとのことで、新店舗オープンの認知配信を進めていました。

過去2ヶ月の配信結果

配信2ヶ月の結果が下記のとおりです。配信メニューは、インタレストのみで配信を行い、同じカテゴリで配信を続けていました。検証のため2ヶ月間同じカテゴリ設定で配信を行っております。

結果として、月を追うごとに視聴率が低下してしまいました。同じ動画を同じユーザーに配信し続けたことで、ユーザーから飽きられてしまったのではないかと推測します。

いざカテゴリの追加!

2ヶ月目の配信を終えて、動画を変更するというのもなかなか難しいので、これまでのインタレストのカテゴリに加えて、3ヶ月目では下記の通り、新しくインタレストのカテゴリを追加してみました。

新しいカテゴリを追加することで、広告を見せるユーザーを増やし、視聴率を上げるという戦法です。AdWordsの公式ヘルプでも、カテゴリを追加することで興味関心の高いユーザーを発掘することができ、視聴率向上に繋がる可能性があるとの記載があります。

3ヶ月目の配信結果

カテゴリを追加して配信した、3ヶ月目の結果が下記の通りです。

カテゴリの追加により1ヶ月目の視聴率まで回復させる事ができました。今まで配信しきれていなかった、興味関心の高いユーザーを発掘できたことが大きな要因だといえます。

今回のカテゴリの追加では、下記の通り広告グループを2つに分けて配信を行いました。

  1. 過去に50%以上の視聴率を獲得しているカテゴリ
  2. 過去配信で視聴率50%以下のカテゴリと新たに追加するカテゴリ

このように広告グループを分けることで、①の入札を強めて②の入札を抑制したり、低視聴率のものは停止したりなどの管理がしやすくなります。

ただ追加するだけでは視聴率も伸びないので、新たなカテゴリを追加しながら、視聴率が伸びそうなカテゴリを見極めて上記のような調整を行うと狙ったとおりの結果が出てくるはずです。

TrueView広告の活用方法?!

最後に、配信結果の数値表に表示回数、視聴回数、視聴率のほかに『動画再生の割合』という項目を記載しておりましたが、この指標をご存知ですか?

動画再生の割合とは、動画全体の長さに対して動画が再生された時間の割合です。たとえば 25%の欄にある数値は、動画全体の25%以上を再生したユーザーの割合を表しています。

この指標は動画自体の改善に活用することができます!

前提として、もともと動画再生の割合は100%に近いほど減少していきます。
各割合ごと(25%、50%、75%、100%)で減少幅が大きい箇所が離脱の大きな原因となっているため、その前の動画シーンを重点的に分析することで、動画の改善に繋げることができます。

30秒動画で例えると、【25%】0~7.5秒【50%】7.5~15秒【75%】15~22.5秒【100%】22.5~30秒という区切りごとに動画を切り分けて、離脱の多い箇所を分析するのがおすすめです!

30秒のCM動画などを作成する前に、まずは検証のため作成した動画をTrueView広告で配信してみて、その結果から改善・分析を行った後に30秒のCM動画作成に活用するというのも1つの手かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は視聴率アップの改善例とTrueView広告の活用方法についてご紹介いたしました。何事も配信しっぱなしのぱなし運用では良くなるものも良くなりません。改善に向けてPDCAを回しながら運用していきたいものですね。

以上、お肌のPDCAをエステで回していきたいと考えている荻野でした。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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