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【Google AdWords】プレースメント除外、アプリは全除外?

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本日は、ディスプレイ広告の調整で多くの運用者が実施するであろう「プレースメント除外」。そんなプレースメント除外のなかでも今回は「アプリ除外」に注目してみましたので紹介させていただきます。

プレースメント除外のイロイロ

プレースメント除外を行うにあたって、表示回数が○回以上や、クリック回数が◯回以上など、自分なりに基準を設けて取り掛かることが多いかと思います。設定する基準は何の改善をしたいかで見るべき項目が変わってくるので、目的達成に影響が大きい項目を選びましょう。

今回紹介する事例の場合はクリック数が100回以上で基準を設けました。クリック率に着目しプレースメントの調査を行い、クリック率で降順ソートした結果が以下のようになります。ちなみに、音楽イベントの認知拡大を目的としています。

※特定のサイト・アプリ名が分かってしまうため、モザイク処理をしています。

クリック率が目立って高いプレースメントの中でも、特に目につくのは「Mobile App」。どう考えてもありえないようなクリック率の高さでしたので、一体どんな広告掲載がされているのか実際に調べてみました。

実際に見てみた

プレースメント一覧で悪目立ちしたアプリにも、ある程度ジャンルのようなものがありましたので、以下、各ジャンルごとに広告掲載のされ方と傾向をまとめてみました。

目覚ましアプリ

目覚ましアプリ、プレースメント除外を行っているとたまに見かけますよね。今回見たアプリの中では、意図的に誤クリックを狙うような広告表示はされていませんでした。が、寝ぼけているためか誤クリックにつながりやすいと想定出来ますね・・・。(私もよくアラームを止めるにあたって、スクリーンショットをめちゃくちゃ撮影してしまいます。)

アプリの中でも数は少ないので、現れる度パフォーマンスを確認、除外登録を1つ1つ行うが吉と判断しました。

知育アプリ

知育アプリもよく見るアプリ常連ですね。目覚ましアプリと同じく、今回見たアプリの中では意図的に誤クリックを狙うような広告表示はされていませんでした。しかし、利用ユーザーに「子供」登場。誤クリックにつながりやすいと想定出来ますね・・・。

知育アプリ系は、数も地味に多く除外の精査は大変そうです。しかし、誤クリックの想定が明確に出来るため今回は頑張って除外する対象でしょうか。

ゲームアプリ

今回対象に挙がった中でもやはり一番多かったのは「ゲームアプリ」でした。1ゲームごとに広告がドーン!と出る、ゲーム操作の流れ上「これ絶対押してまうっ・・・!」なものも多々。ゲームをしていて興味を抱くユーザーも少なからずいるでしょうが、誤クリックが絶対多いと判断。除外を決行することに。

しかし、ゲームアプリ自体が配信先として本当に多く、作業時間がバカにならない・・・。「あーもうめんどくさい、アプリ除外だ!」と決断してもいいのですが、成果に貢献しているアプリもあるのでアプリ全除外はナンセンス・・・。対策を考えました。

「ゲーム」トピックの除外

なんとかならないものか、ダメでもともとヘルプに確認してみたところ意外な解決策がありました。

「トピック除外で”ゲーム”を設定することで、多くのゲームアプリを除外が可能。トピックの指定は各アプリの属するカテゴリが対象のトピックに引っかかるなら除外が可能です。」

トピックの除外指定が、アプリの配信先まで対象になる認識がなかったため驚かされました。ゲームトピックの中には「学習ゲーム」もあるため知育系もなんだか行けそう。ではいざ設定、設定方法は以下となります。

①対象のキャンペーンまたは広告グループを選択
②ディスプレイネットワーク内のトピックを選択

③キャンペーン単位または広告グループ単位の除外:トピックの「+除外設定」をクリック

④除外するトピックを選択し保存で完了

以上で完了となります。簡単ですね。ただし、「ゲームトピックに含まれるWEBページ」も除外対象になるため、実施の際は注意が必要ですね。

サイトカテゴリオプション

その他の方法として「サイトカテゴリオプション」による調整も効果的とのこと。キャンペーン単位で以下キャプチャ画像にあるようなコンテンツを指定して配信の除外も行えます。

設定方法は以下のようになります。

①対象のキャンペーンの「ディスプレイネットワーク」→「ターゲティングの手法(今回はキーワード)」を選択

 

②サイトカテゴリオプションの「+オプション」をクリック

③「InGame」を停止

以上で完了です。サイトカテゴリオプションでの除外は、ゲームアプリへの配信のみ除外が可能なようです。商材や、運用の方針に合わせて適切な方法を選びましょう。

まとめ

事前にわかっているものがあればあらかじめプレースメント除外設定を行えますが、日々いろんなサイトやアプリが作られること、アプリといった大枠の中でも良し悪しが分かれる場合もあり選別にはなかなか時間がかかります。そんなとき、いい塩梅でいい感じ、な除外を行う一助に慣れましたら幸いです。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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