こんにちは、今井です。
先日初めてボルダリングを体験しました。1週間ほど腕の筋肉痛が取れずタイピングするだけで激痛が走り、フライパンが握れず料理することもできなくなってしまいました。初心者が本気でやると生活に支障をきたすので気をつけてください!
ところで気をつけるといえば、皆さんはリスティング広告を運用する際、どのようなことに気をつけて運用していますか?僕が一番大切にしていることは、ユーザーの悩み・願望を知ることです。
ユーザーの悩み・願望は管理画面から検索クエリを確認することで、ある程度知ることはできますが、時にはより調査することも必要だと考えています。
そこでこの記事では、僕が実際に行っているユーザーの悩み・願望(ユーザー目線)を調査する方法を紹介します。
なぜユーザーの悩み・願望を知る必要があるのか
どのような内容を訴求をすればコンバージョン(問い合わせ、購入)に繋がりやすいか明確になるからです。
- どんなことに悩んでいて商品やサービスを購入するのか
- どのような願望があって商品やサービスを購入するのか
- どんなことが障壁になっていて商品やサービスの購入を躊躇しているのか
上記のような悩み・願望を知ることユーザーに刺さる広告文や、LPで訴求すべきポイントがわかります。よって、コンバージョン率を高めることができます。
たとえば、リスティング広告の運用代行依頼を受注するためにリスティング広告を配信をするとします。
そこで、ユーザーがリスティング広告の運用代行を依頼するに至った悩み、依頼して実現したい願望、不安がわかれば、広告文やLPでどのような内容を訴求すれば受注に繋がりやすいかがわかりますよね。
今回は自分が経験も運用もしたことのない「女性エステ」を題材にユーザーの悩み・願望を実際に調査していきます。
1. 自分で経験してみる
自分で経験してみることが一番ユーザーの気持ちを感じ取れる方法だと考えています。
百聞は一見にしかずと言われるように、人から聞いた情報よりも、自分で体験した情報が一番だと思います。題材の女性エステは自分で経験してみることが無理なので、今回は対応しません。
2. 経験者にヒアリングする
自分で経験することが難しい場合は経験者にヒアリングします。
経験者が語るフィルターのかかっていない生の声はリアルで参考になります。今回の女性エステのような、どうあがいても自分で経験できない業種のリスティング広告の運用を運用するときは、まず経験者にヒアリングを行っています。実際に知人にヒアリングしてみた内容を記述します。
エステに行く理由(悩み・願望)
- 美しくなりたいから
- ストレスを解消したいから
- みんな行ってるから
なんだか薄い内容になってしまいました…笑
より詳細に調査する必要がありそうです!
3. Q&Aサイトをチェックする
経験者にヒアリングすることが難しい場合や、今回のようにヒアリングしても内容に満足いかない場合はQ&Aサイトでよく質問されているユーザーの悩み・願望がわかる投稿をチェックします。よく質問されている=多くのユーザーが抱えている悩み・願望だと想定できるからです。
Q&Aサイトのチェックは1人でできて、時間もかからないためオススメの方法です。僕がよく利用するQ&Aサイトは以下の3つです。
試しに「エステ」をYahoo!知恵袋で調べてみると次の投稿が多いことがわかりました。一例を紹介します。
Yahoo!知恵袋:エステの検索結果
調査結果
エステに行く理由
- キレイになりたいから
- 居心地の良い空間でリラックスするため
エステに行く理由は経験者にヒアリングした通りの結果でしたが、調査していくうちにユーザーは、エステに関して様々な不満、不安を抱いていることがわかりました。
エステに対する不満、不安
- 解約時に契約金が返金がされないトラブルが発生している
- 体験コースから本契約を促す勧誘が強引で怖い
- 本当にキレイになるのか不安
ざっくりと質問内容に目を通したところ、解約時の返金トラブル相談が多かったです。
経験者にヒアリングした内容とQ&Aサイトで調査した内容を踏まえると、以下の内容がユーザーに刺さりそうです。
調査結果からエステユーザーに刺さる訴求内容
- 美しくなることがわかること
- スムーズに解約できること
- 契約金が返金がされること
- 強引な勧誘がないこと
- みんな行っていることがわかる人気店であること
- ストレス解消に繋がる何らかのサービスを提供していること
上記内容を訴求した広告文、LPにすることでクリック率、コンバージョン率が高まり、受注に繋がりやすくなると想定されます。
その他調査方法の紹介
今回は対応していないユーザーの悩み・願望を調査できる方法を紹介します。もっと詳細に調査したい場合は実施を検討してみてください。
Twitterをチェックする
調査したい商材のキーワードをTwitterで検索し、ユーザーのツイートをチェックすることで、ユーザーがどのような悩み・願望を持っているか調査することができます。
店舗を見に行く(実店舗限定)
実店舗限定にはなりますが、店舗を見に行くことで来店されるお客さんの性別、年齢を知ることができます。来店されるお客さんの性別、年齢を知ることで訴求すべきポイントを絞り込むことができます。
まとめ
今回はユーザーの悩み・願望を調査する方法を紹介しました。
ユーザーの気持ちを調査する際は紹介した次の方法を試して見て下さい。
- 自分で経験してみる
- 経験者にヒアリングする
- Q&Aサイトをチェックする