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【事例紹介】YDNサーチターゲティングのキーワードを精査したら成果が上がった件

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みなさん、こんにちは!

10月も終わり、今日から11月ですね。どんどん寒くなり、冬が近づいていますねー^^
最近はGoogleトレンドやキーワードプランナーを見ると、紅葉とか紅葉狩り、ハロウィンといった秋イベント系の検索を行っている方が多いのかなと思います。(当然ですが・・)

そんな時、Yahoo!で見覚えのない秋イベント系の広告バナーを見かけたりしませんか?もしかしたら、様々なディスプレイ広告配信の一つ「サーチターゲティング」でターゲットにされているかもしれません。さて、今回はそんなYDNサーチターゲティングについて簡単な事例紹介になります。

サーチターゲティングも数年前と比較して機能やレポーティングもアップデートされており、以前より調整しやすくなりましたね。でも、サーチキーワード単位の調整がないから、広告グループの入札や日予算調整くらいで終わらせたい・・!そんな方が結構いるのではないでしょうか。

そんな方もレポーティング機能を使えば、ちょっと手間はかかりますが、サーチキーワード単位の調整をやった方が良かったねという事例がありましたので、早速紹介させていただきます。

アカウント概要

  • 業種:福祉車両
  • 成果:福祉車両のお問い合わせ獲得

配信構成

サーチターゲティングではクライアント様が取扱っている「メーカー車種」名をキーワードの配信をしています。

補足(実施背景)

既に検索広告は実施、成果も順調に獲得しており、配信量はほぼ最大化出来ています。そんな中、お客様と見込める新規ユーザーに接触したいというクライアント様の要望の元、今回サーチターゲティングを実施しました。ちなみに、サーチターゲティングで「メーカー車種」を採用したのは、検索で最もCV獲得数が多かったからです。

実施結果

実際の配信結果が下記の通りになります。下図、YDNの月別実績を集計したものになります。

ほう・・、配信当初はCPA8,000円台を推移してCV獲得に成功しています。ちなみに検索広告ではCPA2,000円~3,000円を推移しているため、まずまずの成果獲得であったのかと思います。

YDNディスプレイ広告の調整だと、現状サーチキーワード単位の入札調整はできません。前述で記載した通り、さっそく今回の実績をサーチキーワード単位のデータを集計しました。

サーチキーワード単位の実績

サーチキーワード別で集計すると、赤字の個所が広告費を圧迫しているようですね。ではでは、CV獲得もほぼ見込めないので、該当キーワードを配信設定から外したらどうなるか、結果は次の通りになりました。

要因

上記の結果について、メーカーの認知・需要度が差になって数値になったものと考えられます。実はCV獲得数が多いメーカー系キーワード8は、福祉車両メーカーの中でもかなり有名で人気のメーカーであります。人気で有名ということから、やはりIMPやクリック数が他のサーチキーワードより多く、CV数を多く獲得したと言えます。

ちなみにクライアント様の情報ですが、他のメーカー系キーワードについては、メーカー系キーワード8と比べると認知度は低いと言われています。そこから、他のメーカー系キーワードの需要度もメーカー系キーワード8と比較して低く、CVRが差が出て、今回のような結果になったと判断できます。(メーカー系キーワード1のCVRは、CV1件で大きく揺らぐため、たまたまと判断しています)

施策後の結果

おお・・!CPAが3,000円近くも抑制されましたね・・!この結果から広告費の掛け方に無駄が生まれていたことが分かりましたね。実際にサーチキーワード単位の実績がコチラになります。

メーカー系キーワード8で多くの広告費を利用できるようになり、結果、さらにCV数を伸ばせたと言えます。先の話ですが、CV獲得を重視するなら、「メーカー系キーワード8」に予算を寄せるようなキャンペーン構成なら、さらにCV獲得数底上げが期待できそうですね。

まとめ

如何でしょうか。記事では「メーカー系キーワード」の話がメインになりましたが、言いたいことは、しっかりとサーチキーワード単位の実績を見て施策をする「一手間の大切さ」になります。

記事のような施策自体は基本でしかありませんが、忙しさなどが理由で、広告グループの入札や日予算調整、プレースメント除外くらいで終わってしまう方が、少なからずいると思います。

そんな方にこそ、この記事を見て、こういう一手間かかる施策が重要だなと感じてもらえたら幸いです。今しっかり調整をしておけば、場当たり的な調整をするよりも最終的に運用工数は少なくなるはずですし、お客様のためを考えたら、どちらが良いかは明白だと思います。

少し前に、YDNで入札価格調整機能が拡張されて対応の幅が広がりましたが、後は良い感じでサーチキーワード単位の調整機能が出てくることを切に願います^^

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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