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【運用初心者向け】分析の基礎【リスティング】

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GWも終わり今年度の新卒の皆さんは5月病など大丈夫でしたでしょうか?
まだまだ研修中の方が多いと思いますが中には仕事を任されはじめた方もいるかもしれません。

今回は初心者向けにアカウント分析とは何をする事なのかをまとめてみました。

アカウント分析とは

読んで字のごとくアカウントを分析する事です。
運用者としては多くの場合、自分の受け持っているアカウントをより良くするために行います。
KPIの達成がなされていないのであればネックになっている原因を探し出し、良い状態のアカウントはその要因を探し出して更なる成果増を目指します。
この原因、要因を探し出す行為がアカウント分析です。

分析した原因、要因に対しての施策を行う事でアカウントは改善されていきます。
PDCAサイクルの『C』の部分ですね。

分析の基本

運用を続け、仕事に慣れてくるとあまり意識はしなくなってきますが初心者の方は分析といっても何をどうみたら良いのか分からないという事もあるかと思います。

大きな視点から小さな視点へ

まずは基本中の基本です、分析は基本的に大きな視点から小さな視点にドリルダウンしていきます。
「キャンペーン」>「広告グループ」>「キーワード」>「クエリ」
と視点を移していく事で影響を与えている原因、要因に辿り着きやすくなります。
例えば悪化したキャンペーンあるのであれば、そのキャンペーン内の広告グループを見て、最も悪化している広告グループの中のキーワードを見てという具合です。
もちろん構成によってはコンフリクトを起こしていたりして単純にドリルダウンするだけでは原因、要因にたどり着けない場合もありますが、基本的にはこういった順番でより粒度の小さな方へと分析していきます。

影響度の大きい所を見る

クリックの発生していないキャンペーンや広告グループを見てもアカウント全体に大きな影響を与えていないケースが多いでしょう。
コストを一定以上利用しているもののみを見るだけで原因、要因に辿り着ける事がほとんどです。
影響度の高い(≒コストを利用している)箇所を重点的に見る事で効率的に分析できます。

よく見る箇所

広告グループやキーワード、広告、クエリといった箇所以外にも見るべき箇所は多いです。

時間帯別

深夜帯、日中、夜間で動きの違うアカウトも多いため時間帯別での分割は見ましょう。
また、一緒にインプレッションシェア(特に予算)を確認しましょう。
特定の時間以降で急激に予算によるインプレッションシェアの損失が出ているという事も有りえます。

ユーザーの所在地

Googleではユーザーの所在地は市区郡まで見れます。
特定の地域でのCVが多いという事も多々あります。
BtoB商材で東京の特定の区にCVが偏るケースも見られました。

オークション分析(AdWordsのみ)

競合の掲載状況を確認できます。

競合他社と比較してどの程度上位に出ていたのか、重複して広告表示されたのはどの程度かなどの情報が見れます。
競合他社の入札強化など外的要因が考えられる場合は一度こちらを確認してみると良いと思います。

まとめ

基本的な話ですが、基本をおろそかにすると痛い目を見ます。
慣れてきた運用者も一度自身の分析手法を見直してみても良いかもしれませんね。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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