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【事例紹介】リマケ・リタゲのCPAが高くなっていませんか?②

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こんにちは!2月に入り、バレンタインも終わりましたね!男性の方々は意中の人からチョコをもらえたでしょうか?もらえた人はホワイトデーのお返しが大変そうですねー。

さて今回は、前回記事で紹介したリマーケティング事例の「施策実施編」となります。前回の記事ではリマーケティングの配信結果について、日に日にCPAが上がってきたお話をさせて頂いたと思います。詳細は過去の記事「【事例紹介】リマケ・リタゲのCPAが高くなっていませんか?」を参照頂くことになりますので、早速記事の紹介に移ります。

前回までの結果

アカウント概要については、前回の記事で記載していますので、簡単にだけ記載します。

  • クライアント様は住宅・建設関連の事業をされている。
  • 本件では「住宅セミナー」のメルマガ利用ユーザーの獲得。
  • 配信はリマケ・リタゲのみ

配信結果

おさらいとして、当初の配信結果を記載します。

月全体で実績を確認すると、大体5,000円辺りのCPAでしたよね。でも、日別で確認すると、下記の結果だったはずです。

CPAは日に日に上がっていましたね・・!

CPAが高くなっている要因(仮説)

CPAが上がった要因は、リスト内のユーザーボリュームが増えるつれて、お客様見込みの薄いユーザーを延々と追いかけている可能性について触れたと思います。その結果、不要な広告費利用割合が増加して、CPAを引き上げたと・・。

上記、要因は仮説の領域内であるため、下記の施策を実施して経過を見る!と言うところまでが、前回の記事でご紹介させて頂きました。では、その結果について記載をしていきます。

実施する施策

  1. リスト保有期間の細分化
    ・・・現在、リスト_BBは最小期間が14日となっているため、さらに細かくして7日を設定します。日別実績では10日あたりからCPAが高くなっているので、ある程度のCPA抑制が期待できます。
  2. フリークエンシーキャップの設定
    ・・・14日以降のリストについて、フリークエンシーキャップを設定します。設定することで同一ユーザーへの配信量を減らすことで、延々と流入し続けるユーザーの抑制に繋がり、結果、CPA抑制に繋がることが期待できます。

施策後の配信結果

実際の結果がこちらになります。

早速、CPAが約3分の1まで抑制できましたね。では、広告グループ内の実績はどうでしょうか・・?

広告グループ


※広告グループはページ階層とリスト内の保有期間の掛け合わせで構成。詳しくは過去記事参照。

細分化した広告グループ(追跡期間)にCVが寄集まっていますね。過去の日別実績から、想定通りLPに訪問した日が浅いユーザーがお客様見込みが高かったからと言えます。(施策①の結果)

加えて、他の広告グループでも大きく広告費を利用していることもないため、不要なユーザーへの配信量を抑えられている可能性が高いですね。(施策②)実際に施策前と、施策後でも配信量やCPAが抑制傾向であることが下記の実績結果からも分かります。

上記の結果から、仮説であった要因が原因であり、今回の施策で配信精度が向上したと言えます。

終わりに

如何でしたでしょうか。前回ご紹介した記事でもお話ししましたが、リマケのCPAが日に日に向上している方がいらしたら、同様の事象である可能性が高いです。その際の施策として参考になれば幸いです。

ただ、当然ここで終わりではないです。すでに、今回の結果から次の新施策を実施しており、さらにユーザーの傾向が見えてきましたので、その紹介は次回以降でご紹介させて頂きます。

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