運用者の皆様、日々の運用、お疲れ様です。
師走ということで忙しい時期ではありますが、皆様、お身体には気をつけて、ご自愛くださいね。
さて、今回は広告文のABテストときに起こった事例をご紹介します。
前提
- 商材:中古車両の販売
- 商圏:全国
- 媒体:Yahoo!スポンサードサーチ
- 配信デバイス:PC・タブレット・スマートフォン
- 実施した施策:広告文の追加(同一URL)
運用結果
10月から11月にかけて、CVが大幅に減少しています。
様々な指標を比べて見ましたが、特に要因は見つかりませんでした。
実施した施策は広告文を追加しただけです。
URLも変更していません。
広告文に何があったのか?
なぜこのような結果になったのか、広告文のデータを集計してみました。
以下、完全一致キーワードの広告文比較です。
上記を見ると、広告文Bは広告文Aと比較して、CVRが悪化しているように思えます。
最もCVの取れていた広告文Aのクリック数が減少したことで、全体のCVを押し下げていたようです。
このことから、広告文によって、CVRが如実に変わっていたことがわかります。
訴求軸によって、誘導するユーザーの質が変わったのではないかと思われます。
まとめ
如何でしたでしょうか。
個人的には、広告文はクリック率に主に影響すると思っています。
ですが、今回のように、流入するユーザーの質が変わることで、CVRにも影響を及ぼすことがあります。
広告文作成の際には、ユーザー属性を考慮して作成する必要がありますね。