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【Facebook広告】クリエイティブ作成時のご注意(画像内のテキスト)

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こんにちは、黒川です。突然ですが、Facebookでよく見る広告について、思い出してください。バナー画像内に文字がぎっしり詰まっている広告を何度も見たことがありますでしょうか…?なんかおしゃれで、写真のようなバナーが多くないでしょうか..?

Facebook広告運用に関わった方ならご存知だと思いますが、Facebook広告では、「バナー画像内のテキストが占める割合」が配信量に影響を与えます。今回は、その影響度がわかる事例がありますので、数値データも絡めてご紹介します。

媒体公式のアドバイス

まずは、バナー画像内のテキストが占める割合についてのFacebook公式のアドバイスをご一読ください。

Facebook広告の成功の鍵を握る大きな要素の1つは、宣伝対象の製品やサービスに関連した画像を使うことです。画像を使う場合、画像自体に文字を入れるのは最小限にとどめましょう。広告に使うテキストは、画像よりもテキストボックスに入れることをおすすめします。Facebookの調査では、画像のテキストを最小限に抑えた広告が好まれることがわかっています。

(参照:広告画像内でテキストを使用する場合のガイド

ということで、Facebookは画像内に多くのテキストを入れることを推奨しておりません。また、具体的に割合が何%だとアウト、などの記載はございません。
(以前は20%という審査基準がありましたが、そこからの変更の経緯は割愛します。)
そこで、画像作成時には、テキストオーバーレイツールの使用をおすすめします。

テキストオーバーレイツール

このツールは、画像内のテキストが占める割合によって、配信にどの程度影響が出るかを評価してくれるツールです。影響度の評価は、以下の4つのカテゴリで分類されています。

画像内のテキスト: OK
→広告は通常どおり掲載されます。

画像内のテキスト: 低
→広告のリーチがやや少なくなる可能性があります。

画像内のテキスト: 中
→広告のリーチが大幅に少なくなる可能性があります。

画像内のテキスト: 高
→広告は掲載されません。

つまり、このツールを使うことで、画像内のテキストによってリーチがどれだけ減少するか、そもそも掲載されるのか、などを事前に判断することができます。

今回の事例は、このツールでの評価において、「画像内のテキスト:中」と評価された広告から、「画像内のテキスト:OK」に変更した際の数値の変化についてご紹介します。
※ちなみにですが、今回の「画像内のテキスト:OK」の画像は、テキストが全くない写真のような画像です。

評価別の数値の比較

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(集計期間:評価別に2週間ずつ)
(アクション数:シェアやいいね!などのアクションの数)

まず、日予算設定や、クリック単価の変更は、集計期間中に実施しておりません。実施したことは、画像を変えたことだけです。これだけで、リーチが約7倍増加し、全体の数値が改善、そしてコンバージョン獲得に至りました。

このことから、画像内のテキストが占める割合が、どれだけ影響を与えるかをわかっていただけかと思います。そもそものリーチに大きく差が出てしまいますので、基本的には評価が「OK」もしくは「低」くらいで配信に臨みたいものですね。

まとめ

Facebook広告では、写真+投稿のような形で、近況を載せている人が多い印象です。そんなタイムライン上に、文字がびっしり書かれた、いかにも「広告」というような画像が現れれば、興味関心を持たれなさそうな気がしますね…むしろ中には不快に思うユーザーもいるかもしれません…

郷に入っては郷に従え、とは少し違いますが、媒体を使用するユーザーの性質に合わせた広告の方が、ユーザービリティという点で優遇されるということですね。みなさんもFacebook広告を配信される際は、「画像内のテキスト」にご注意ください。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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