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【Google AdWords】成果が悪い時は、インプレッションシェア損失率に着目してみよう

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皆様、日々の運用お疲れ様です。
今回は、インプレッションシェア損失率について運用実例とともに掘り下げてみたいと思います。

とあるアカウントの事例

  • 商材:法人向けASPサービス
  • 商圏:全国
  • 配信媒体:検索連動型広告、リマーケティング

9月より新規アカウントにて運用を行いました。
運用推移は以下の通りです。

2016年4月~8月
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2016年9月(9/1~9/20)
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結果、これまではコンスタントに2-3件のCVが取れていたものが、20日時点でCV0件と、CVが減少傾向となってしまいました。

原因を究明するため、まずはキャンペーン単位で大枠の推移を確認してみます。

インプレッションシェアに着目してみる

まず、インプレッションシェアに着目してみます。
切り替え前は50%以上あったものが、切り替え後、20%以下まで減少しています。
これは、予算によるインプレッションシェア損失率が60%近くまで増大していることが主要因となります。

クエリの推移を確認してみる

インプレッションシェアの減少によって、何が起こったのか。
実態を把握するために、検索語句(クエリ)を確認してみます。

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2016年9月(9/1~9/20まで)%e5%87%a6%e7%90%86%e6%b8%88%ef%bd%9e04

上記の通り、これまでCVの獲得出来ていたクエリのインプレッションが減少しています。
9月は20日間のデータであることを考慮しても、着地ベースで2/3程まで減少しています。

それに伴い、クリック数が減少し、CVに繋がらない、という事態が生じていました。

改善策は?

ずばり、インプレッションシェアをMAXまで引き上げることです。
いくつか方法がありますが、下記が代表的な施策でしょうか。

  • キャンペーン予算を引き上げる
  • キーワードを止める
  • 主要クエリのみのキャンペーンを作成して別立てで予算管理をする

上記施策にて、解消が見込めそうです。

まとめ

如何でしたでしょうか。
インプレッションシェアは運用上、非常に重要な指標となります。
状況を適切に見極めるために積極的に活用していきたいですね。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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