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【Google AdWords】RLSAのおさらい

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今回は簡単なRLSAの使い方についてまとめてみました。

おさらい

RLSAとはリマーケティングに利用するリストを検索連動広告に流用してリスト内のユーザーが検索行動を行った際に特定のコントロールを行うための機能です。

利用法

利用法は大きく分けて4通り。
  • とりあえず紐付けておく
  • 強化・抑制
  • 除外
  • 特定ユーザーへの配信
一部「利用法か?」と思うものもありますが気にせず話を進めていきます。

とりあえず紐付けておく

ユーザーリスト(リマーケティングリスト)を特定の広告グループに紐付けておくだけの簡単なお仕事です。
コントロールはしませんがデータを取ることが出来るため個人的には推奨します。
例えばLPに一度以上来訪したユーザーが検索行動から広告を経由してCVすることの方が多いとか、屋号キーワードはリピーターばかりと思っていたけど意外とリスト内のユーザーはいなかったなどのデータが可視化できます。

気をつけるべき点は紐付ける際に「適用範囲」を「入札単価のみ」にしておくことです。
間違って「掲載先の絞り込みと入札単価」で設定してしまうとリスト外のユーザーに広告配信できなくなってしまいます。

余談ですがご依頼を受けてアカウントの分析をするとキャンペーンが通常のものとRLSAのもので分かれているにも関わらず「入札単価のみ」に設定されておりアカウント内でキーワードの競合が起こってしまっているものを見かけます。
これでは想定した運用は出来ませんし、個人的には後々データとして見れるのでキャンペーンで分割する必要性を感じません。

強化・抑制

これが本来の使い方かと思います。
特定のリストのユーザーが検索行動の際に優位に働くのであれば入札を強化、反応が劣るのであれば抑制を行います。
検索母数が多く、CV数の稼げる完全一致キーワードなどはリスト次第でより効率的な運用が可能になるのではないでしょうか?

除外

リピートが見込めない商材やリピートする商材でも一定期間は再購入しないような商材の場合はリストを除外する事も可能です。
必要な時にしか検索しないワードであれば良いのですがWebサービスなど契約後にログインするために屋号で検索をされる可能性のあるアカウントの場合などは除外しておくと結構有効です。

特定ユーザーへのみ配信

LP来訪者のみに一般キーワードで広告を配信するなどのコントロールが出来ます。
機会損失が大きいので頻繁に実施する施策ではありませんが、予算が限られていて一般ワードのCPCが高い場合などには有効かと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
RLSAも実装されてから久しいので既にRLSAを十分に活用している方も多いと思います。
こういった機能は使えばいいという訳ではありませんがしっかりとした考えを持って利用すれば大きな武器になることは間違いありません。
使う使わないの判断も使い方を知らなければ出来ないので日々勉強が必要ですね。
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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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