運用者の皆さま、日々の運用、お疲れ様です。
今回はクエリ分析について、少し掘り下げて行ってみようかと思います。
前提
- 業種:住宅関連
- CV:メールのみ
- エリア:関東
CV計測はメールのみですが、電話件数が多い(7割が電話)ため、最終的なCVは電話・メールの実測値で判断しています。
今回はこのような、電話件数が多いアカウントをどう分析するのが良いか、考えてみました。
CV数を確認してみる
配信全期間のクエリデータより、クリック数の多いものをチョイスして集計してみました。
上記のクエリは、主軸となるKWをピックアップしています。
クエリ1は商材そのものを指す語句のため、クエリ2、クエリ3との掛け合わせでも登場しています。
そのため、CVは最も多くなっています。
パッと見て気になるのは、クエリ14のCPAが非常に割高ということですね。
このクエリは除外候補ですね。
期間ごとに比較してみる
掛け合わせKWに当たる、クエリ2とクエリ3の月別推移を算出してみました。
10月~2月にかけて、クリック数・CVが盛り上がる傾向が見て取れますね。
この商材は季節性に左右されるということが分かります。
シーズンに合わせて、これらのクエリのクリック数を増加させることで、お問合せ件数の増加が期待できそうです。
実際のお問合せ状況を確認してみる
メールだけでなく、電話の問い合わせも含めた、実際のCV推移です。
クエリの変動と同様に、10月~2月までがCVの盛り上がる時期になっています。
このことから、主要クエリのクリック数を確保できれば、お問合せ数も一定数確保できると言えそうです。
まとめ
如何でしたでしょうか。
特に、電話問い合わせの多いアカウント等は、期間ごとのクエリの推移を把握することで、お問合せ件数の増加が期待できます。
皆さまも上記、ご一考いただければ幸いです。