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【Google AdWords】地域別パフォーマンス、東京を分割して見てみよう

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更新日:

みなさんこんにちは。

いやぁ、リオオリンピック盛り上がりましたね~。
吉田ネキには金を取って欲しかった・・・。
たくさんの感動をありがとう!パラリンピックも応援しましょう!

さ、リオの次はいよいよ東京です。小池百合子さんもますます鼻息が荒くなりますね!

というわけで今日は「地域別パフォーマンス、東京を分割して見てみよう」というお話です。

東京の人口は約1,300万人。人口の10分の1が東京に住んでいるわけです。
当然企業数も多く、23区内には17万を超える企業が存在します。

その為BtoBの場合は特に、「東京都」のパフォーマンスを市区単位にまで分割して見てみる必要がありそうです。

見方

AdWordsの管理画面上では、「詳細分析」タブで表示を「地域」に設定し、表示項目の変更で「最も詳細な地域」を表示させましょう。
「市区郡」だと、「東京23区」と括られたり「港区」「渋谷区」など区単位だったり、まちまちですので「最も詳細な地域」にしてください。

キャプチャ

この状態でレポートをダウンロードし、東京23区だけに絞ってみます。※フィルタでは絞れません。

事例

いくつかBtoB案件の事例を見てみましょう。
下の表は地域別レポートで、東京23区をクリック数順(上位10位)に並べたものです。

  • 2015年8月から2016年7月までの1年間のデータ
  • 商材は全てソフトウエア関連

キャプチャ

既に区単位で入札比率の調整を行っているものもありますが、4社とも港区のクリックが一番多く、千代田区、新宿区、渋谷区、中央区あたりが続きます。

23区内の企業数と見比べてみましょう。

少し前の記事になりますが、こちらの記事では
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150314/Economic_47525.html

株式会社帝国データバンクは、23区における企業分布についての調査を行った。

区毎の企業数の分布では、東京23 区に本社を置く17 万5538 社中で最も多いのは港区の1万8484 社(10.5%)。次いで千代田区の1万5708 社(8.9%)、次に中央区の1万5419 社(8.8%)、渋谷区は1万3907 社(7.9%)、新宿区は1万2497 社(7.1%)となった。一方、最も企業数が少なかったのは、荒川区の2724 社(1.6%)。次いで、北区(1.8%)、中野区(2.0%)、目黒区(2.2%)、葛飾区(2.3%)となった。

とあります。企業数とクリック数は比例しているようですが、CV数はそうとは言えない結果になっています。

まとめ

東京に企業が多い分、都道府県別レポートではやはり東京のCVが多くなります。
そこで東京に注力しようとして「東京都」一括りで入札比率を上げてしまうと、CV見込みの低い地域のクリックが増えるだけかもしれません。

23区の中には一つの県よりアカウントへの影響が大きいものもありますので、東京都の地域別データは細かく見ていくようにしましょう!

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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