皆さんこんにちは。谷澤です。
広告に住所を表示してくれる「住所表示プション」。
実店舗型のお客様には嬉しい機能ですが、皆さん利用していますでしょうか。
設定するにはGoogleマイビジネスアカウントをリンクする必要があり、なんだかめんどくさいなと思っている方もいるかもしれません。
そんな方へ、思ったより簡単に住所表示オプションは設定できます。
今回はその設定の仕方を紹介します。
どうやって設定するの?
AdWordsの管理画面から住所表示オプションを設定しようとすると、下図のようなウィンドウが開きます。
『ログインしているアカウントのアドレス』
0件のビジネス情報が同期されます。
と記載されているように、現在使用しているGoogleアカウントに登録されているビジネス情報が設定できることがわかります。
※この時、このGoogleアカウントにはビジネス情報が登録されていないため「0件」となっています。
自社運用している方は素直にGoogleマイビジネスにてビジネス情報を登録しましょう。
完了すれば上記の表示が「0件」から「1件」に増えるはずです。
では、一つのGoogleアカウントで複数の案件を運用している代理店運用者はどうしたら良いのでしょうか。
そんなに難しくないよ
では順を追って説明していきます。
Googleマイビジネスにビジネス情報を登録しよう
①ログインする
GoogleAdWordsを管理しているアカウントでGoogleマイビジネスにログインします。
②ビジネス情報を追加する
「ビジネス情報を1件追加」をクリックします。
会社名と住所を入力します。※赤枠は必須項目です。
カテゴリは候補が出てくるのでその中から選択します。
[続行]で次へ進みましょう。
③オーナー確認って?
進むと、図のようにオーナー確認を求められます。
別にオーナーじゃないんだけど…と思いつつ、「同意します」にチェックを入れ、[続行]をクリックしましょう。
オーナー確認は、郵送されてくる確認コードにより行います。電話番号を入力した場合は電話でも確認可能です。しかし、住所表示オプションに使用するだけならオーナー確認は必要ないので、[後で確認を行う]をクリックしましょう。
~オーナー確認について~
オーナー確認とは、Google マイビジネスのリスティングが、実際にお客様のビジネスによって管理されていること確認するための手続きです。
ローカル ビジネスのオーナー確認を行うと、お客様のビジネス情報が Google 検索や Google マップ(モバイル版も含む)などの Google サービスで表示されるようになります。
(ヘルプより)
登録が完了すると下図のように表示されます。
複数の案件がある場合でも、同じアカウント内にどんどんビジネス情報を追加していけば問題ありません。
続いて、AdWordsにビジネス情報をリンクします。
AdWordsにビジネス情報をリンクしよう
①広告表示オプションタブから、住所表示オプションを選択
初めの説明と同様にウィンドウが開きます。
先程ビジネス情報を登録したので「0件」が「2件」に増えました。
[完了]をクリックする前に注意です!
※注意※
一つのアカウントで複数の案件を管理している場合は、一つのマイビジネス内に次々とビジネス情報を追加していくことになります。
ここで気をつけなければいけないのが、何も考えずに[完了]をクリックしてしまうと自分のマイビジネス内に登録したすべてのビジネス情報がAdWordsアカウントにリンクされてしまうということです。
一つのAdWordsアカウントにリンクされた複数のビジネス情報は、住所表示オプションとしてランダムに表示されます。
じゃあどうすればいいの?ということで、フィルタを設定します。
②フィルタを設定しよう
『一部の住所のみ表示するようフィルタをかける』をクリックします。
- 会社名
- カテゴリ
- ラベル
3つの中から選び、値を入力します。
フィルタを動作させるためには、完全に一致した値を入力する必要があります。
[完了]をクリックするとフィルタと一致する住所を紐付けてくれます。
これで設定完了です!
審査に通れば、実際に表示されるようになります。
ちなみに、初めはマイビジネスにビジネス情報を1件しか登録していなかったとしても、追加していくとAdWordsにも反映されてしまうので、1件目からフィルタをかけておくと後から面倒がなくて良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲食店、クリニック、サロン、ショールームなど、実店舗があるけど設定してなかった、という方はぜひこの機会に利用してみてください。