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電話経由のコンバージョン測定について《リスティング広告》

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リスティング広告では、広告をクリックしてサイトに訪れたユーザーの購入、申し込み、会員登録、資料請求などのアクションをコンバージョン(成果)として測定しすることができます。 これがいわゆる「コンバージョン測定」というもので、費用対効果を検証する上で必要不可欠なものです。

数値として現れないコンバージョン

ネットショップや資料請求系のサイトでは購入や資料請求をコンバージョンとして計測することになり、サイトとしてはユーザをそこに誘導することが目的となりますし、もちろんユーザもそこに到達するようにサイト内を移動します。

しかし、カギのトラブル解決等のユーザが急いで連絡をとりたいサービスや、複雑なソリューション系のサービスのサイトの場合、一応コンバージョンページは設置していても、ほとんどが電話での問い合わせになるかと思います。 電話からの問い合わせでは、リスティング広告の管理画面上でコンバージョンを測定することは出来ません。

このような場合は、サイトに一手間加えることで電話からのコンバージョンを測定できるようになります。

また、電話経由のコンバージョンを測定することによって、リスティング広告の管理画面上でコンバージョンを一括で把握できる点はもちろん、その他のコンバージョンと同様にコンバージョンに至ったキーワードやCPAが計測できるようになり、運用上のメリットがかなり増えることになります。

電話経由コンバージョンの測定方法

方法はいたってシンプルです。

1.サイトのテイストに合わせ、目立たないデザインの「お問い合わせボタン」を作成。

2.ボタンをサイトの右下部等の最もユーザが見ないであろう場所に設置します。

3.リンク先のページにリスティング広告のコンバージョンタグを埋め込みます。

これだけです。 もうお分かりかと思いますが、電話を受けるオペレーターの方にユーザを誘導してもらい、ボタンを押してもらうようにすれば電話経由のコンバージョンが測定できるようになるわけです。

ワンポイントアドバイス

■ポイント1 誘導タイミング

電話を受けてから、相談やお申し込みが完了した段階でコンバージョンページヘの誘導をするようにしましょう。 また、事前に社内で電話コンバージョンとしてカウントする条件を定めておくとなお良いです。

■ポイント2 コンバージョンページの内容

上記で電話コンバージョン用のページを「お問い合わせ」としたのは、公開しているページである以上、たまたまクリックしてそのページに到達するユーザがいることも考慮したからです。 たまたま開いた場合でも、そのページの内容が電話番号やお問い合わせに関する内容のページであれば、ユーザが混乱することは無いはずです。

■ポイント3 電話コンバージョンの測定は完璧にはできない

ユーザが出先から携帯電話で電話をしてきた場合や、既にブラウザが閉じられている場合などは、コンバージョンページへの誘導は難しいかと思います。 また、ポイント2でも説明したように、コンバージョンページに少なからずユーザが到達してしまうことが想定できますので、電話コンバージョンを完璧に測定するのは難しいかもしれません。

まとめ

電話コンバージョンを完璧に測定するのは難しいですが、今回ご紹介した方法でコンバージョンを測定することによるメリットは大いにあります。 リスティング広告の運用面はもちろんですが、オペレーターの方の負担軽減にもつながります。

今回ご紹介した方法をご自身で改良し、自分なりの電話コンバージョン測定法を作り出し、より良い運用につなげて下さい。

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