今回はキャンペーン予算の配分のみで成果が向上した事例をご紹介します。
商材・アカウント構成
- アカウント
・高級洋菓子の通販サイト
幅広い洋菓子を扱っており、シュークリームをメインで販売 - 配信媒体
・検索広告のみ - コンバージョンポイント
・購入完了ページ - キャンペーン構成
・メイン「シュークリーム 通販」等シュークリーム関連キャンペーン
・サブ「洋菓子 通販」等洋菓子関連キャンペーン
予算配分 メイン:サブ=8:2
状況
運用初月を終えて、成果はメインとなるシュークリームキャンペーンで獲得出来ました。
可能性を探るため、サブで「洋菓子」関連も配信しましたが、こちらは成果なし。
ご予算は比較的少なめだったため今回の構成で配信したところ
シュークリームキャンペーンに「予算不足による日予算の制限」が発生していました。
予算制限の原因を解消
運用2ヶ月目に入り、引続き「洋菓子」で検索するユーザーにも配信を続けていましたが
成果が獲得できたのはシュークリームキャンペーンのみ。
この状況と、予算不足による日予算の制限を加味すると、今後の配信は
成果獲得の実績があるシュークリームキャンペーンの投下予算を増やすことが出来れば、成果増加に繋がると考えました。
そのための基本的な方法として、
①単純に予算を増やす
②サブキャンペーンの予算を抑制or停止し、余剰分をメインキャンペーンに回す
という方法が考えられます。
今回予算が一定のなかで対応する、ということで②の対応をとりました。
結果
②の対応「洋菓子キャンペーンで使用していた予算をシュークリームキャンペーンに充てる」
という方法で、日予算の制限を解消しました。
これにより、シュークリームキャンペーンのクリック数が増加し、コンバージョンが3件増加しています!
全体のインプレッション数が減少したことからも、検索母数の多い「洋菓子」から「シュークリーム」に配信を寄せられていることがわかります。
まとめ
今回行ったことは成果の獲得できるキャンペーンに予算を多く配分するという単純な施策です。
当たり前のことですが、日々の運用で成果獲得の見込みの高いポイントに注力して配信することが大切だと初心者ながら感じました。
今回の事例でキャンペーン予算以外の変化でご紹介したいこともありますが、詳細は次回の記事でご紹介させていただきたいと思います。
以上今井でした。