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【Google AdWords】CVポイントによって最適な配信ネットワーク、デバイスが変わる!?

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運用者の皆様、日々の運用、お疲れ様です。

皆さんはCVポイントをどのように設定していますか?
ECであれば購入完了、法人ビジネスであれば資料請求・問い合わせ完了、等でしょうか。

設定するCVポイントによって、ユーザーのアクションの重みが変わってきます。
資料請求をするのと、特定のページの閲覧では、ユーザーにかかる負担が変わってくるからです。

また多くの場合、検索ネットワーク>ディスプレイネットワークの順にCPAが良好であることが多いです。
しかし、時にはそのようにならないこともあります。

今回は、CVポイントによって配信ネットワークの良否が変わってきた事例をご紹介します。

前提

  • 業種:不動産
  • 配信ネットワーク:Google検索広告、Googleディスプレイネットワーク
  • デバイス:全デバイスに配信
  • CVポイント:物件ページの閲覧

今回は、資料請求ではなく、ページ閲覧をCVとして計測しています。
また、CVは総CVではなく、ユニークで見ています。

結果

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上記の通り、CPAが最も良いのは、検索広告ではなく、ディスプレイ広告のPCです。
順番としては、ディスプレイ_PC>ディスプレイ_タブレット>検索_スマホ>検索_PCの順にCPAが良好となっています。

当初の想定では、検索広告の方がディスプレイ広告よりもCPAが良好であると考えていました。

資料請求をCVとして設定しているアカウントでは、ディスプレイ広告ではCVが取れない、ということが多かったからです。

しかし、ページ閲覧をCVとして設定している本アカウントでは、別の動きが見られるようです。
CPAを指標として重視する場合は、ディスプレイ広告のPC配信が最も効率が良いといえます。

一方、CPCが最も安いのはディスプレイ広告のスマホとなっています。
このことから、クリック数重視ならディスプレイ広告のスマホが最適だといえます。

目標をどこに据えるか

当初、本アカウントの目標は、クリック数でした。
そのため、ディスプレイ広告のスマホに予算を傾けていました。

しかし、スマホのクリック数を増やすと、直帰率が悪化することがアクセス解析から判明したため、
暫定的に、CPAを目標として再設定を行いました。

その際に、アカウント上ではCPAを目標としつつ、別途、アクセス解析にて、直帰率・滞在時間を確認することにしました。
その結果として、下記のようになっています。

01

上記の通り、CPAの改善とともに、直帰率・滞在時間も改善しています。
このことから、CPAを目標として調整することで、直帰率・滞在時間の改善も図れることが分かりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回の事例では、ページ閲覧にCVを設定した場合、ディスプレイ広告のPC配信が最も効率的に集客できるネットワークとなっています。

アカウントによっては、資料請求ではCVが取れなくても、ページ閲覧ではCVが取れる、というケースもあるかもしれません。

実際に試行錯誤を繰り返して、効果的な配信を心がけたいですね。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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