光陰矢のごとし。ぼんやりしていると季節はあっという間に流れていってしまいます。
しかし、リスティング運用者たるもの季節にも敏感でなくてはなりません。
商材によっては大きく影響を受けることもありますよね。
本日はそんな事例を紹介します。
数値を見てみる
上の表はとある案件の昨年夏~今年春にかけてのデータです。
パッと見でわかりづらいのでグラフに直してみました。
注目すべきは11月~12月の大きな山。
他の時期に比べて大きく盛り上がっていることがわかります。
季節に大きく結びつく『旬』
この案件は主に食品を取り扱っている通販サイトのお客様です。
生鮮品からお菓子、お酒など幅広い商品を取り扱っています。
食品ということは、季節に大きく結びついてきますね…ーーー
そうです!
『旬』です!
◆【旬】とは…
魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。「旬の魚」「たけのこの旬」
(※デジタル大辞林より)
食品、特に生鮮品には旬があります。
春夏秋冬、季節によって獲れたり獲れなかったり、美味しくなったりしますね。
冬、大きく盛り上がった理由もそれです。
11月頃からとある海産物の漁が解禁になり、表示、コンバージョンともに大きく増加しました。
クエリ内でも「(海産物)×解禁」という解禁を待ち遠しくしているユーザーによるコンバージョンを確認しています。
ちなみに9月の小さな山は旬の果物、また旬とは少し異なりますが、2月・3月はバレンタイン・ホワイトデー関連のキーワードが盛り上がりを見せていました。
ちなみに
先ほどのグラフ、2月頭に短期間の盛り上がりを見せています。
さらに細分化して見てみると…
2月4日に爆発的に伸びていますね!
何事かと思って調べてみると、販売していた商品が朝の情報番組で旬の食材として紹介されていたようでした。その影響でたった1時間の間に脅威の伸びを見せていました。
これはなかなか予測できませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。食品ならではの季節変化『旬』。
動きを見ているとユーザーは思ったよりも季節変化に敏感なのだなと感じました。
同時にメディアもそういった変化には敏感です。
我々運用者も置いていかれないよう、四季を感じつつアンテナをしっかり張っておかないといけませんね。