みなさま、プレースメント除外はしていますか?
検索広告に除外キーワード設定があるように、ディスプレイ広告でもプレースメント除外は大事な最適化の作業ですよね。
そんなプレースメント除外を行おうとした際に驚くべきことがありました!
GDNでYahoo!に広告配信がされている!??
なんと、プレースメントの項目を見ると『yahoo.co.jp』の文字が!
更に海外版の『yahoo.com』にも広告表示がされています。
「もしかして、Yahoo!とGoogleが、遂にアドネットワークを提携???」と期待を膨らましながら、『詳細を表示』を使ってみると調べてみると。。。
表示回数の多くが『video.search.yahoo.co.jp/search』への広告表示となっていました。
(『yahoo.com』は表示母数が少ないため確認できませんでした。)
広告表示がされたサイトに行ってみると
『video.search.yahoo.co.jp/search』へ行ってみると、Yahoo!の動画検索のサイトでした。
ただ、上記画面上には広告枠がなかったので、検索結果画面を表示してみると、
YouTubeをはじめ、多くの関連動画が表示されました。
更にYouTube動画を再生させてみると
なんと、YouTubeサイトへは遷移せず同サイト内で動画再生がされ、バナー広告も表示がされています!
つまり、
- Yahoo!の動画検索では、YouTubeサイトへ遷移せず、埋め込み動画として動画再生される
- 埋め込まれたYouTube動画にGDN広告が表示された場合、埋め込み先のサイトURLがプレースメントとして表示される
上記2点の理由により、結果的にAdWordsのプレースメント項目にYahoo!のURLが表示される形となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
AdWords内に『yahoo.co.jp』の文字を見つけた時は「2大大手が手を結ぶ時が!!」と期待しましたが、原因を調べるとYahoo!動画検索・YouTube、それぞれのサービスの動作が合わさったことが原因でした。
普段はプレースメント除外を管理画面上の数値のみで判断していることが多いかと思いますが、配信先サイトで広告がどのように表示されているかを認識することも、改めて大切だと感じました。