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(注意)プレースメント除外時の予期せぬ挙動(Google AdWords)

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こんにちは。毎年12月に「冬って案外寒くないじゃん!」と思いつつも、肌身にしみて認識の誤りと2月の到来を感じる安富です。皆さんも同じように「冬って思ったより寒いな」とお思いかと存じますが、私みたいに風邪を引かないようにくれぐれもご自愛ください。

さて、今回はプレースメント除外に関して、AdWords上でけっこう危ない挙動を確認しました。
場合によってはやってしまう動作手順により発生するので、注意喚起としてもサラッとご覧ください。

プレースメント除外の通常手順(キャンペーン単位)

AdWordsにてプレースメント除外を行う際、通常は以下の手順で行います。

1.「プレースメント」タブに遷移

2.除外したいプレースメントにチェックをつける
A011

3.「編集」ボタンから「除外(キャンペーン)」を選択A02

4.選択したプレースメントがキャンペーン単位で除外設定される
A012

これが通常のプレースメント除外のフローかと思います。

プレースメント除外のイレギュラー手順(キャンペーン単位)

では次に、イレギュラーな(ひと工夫を加えた手順で)除外を行った場合の動作を示します。
端的にいえば、以下の手順を踏むと、プレースメントが削除済みステータスにされます。

1.「プレースメント」タブに遷移

2.除外したいプレースメントの左隣のボタンを押し「除外済み(広告グループ)」を選択
A04

3.除外したものの、「やっぱりキャンペーン単位でやったほうがいい」と判断し、有効に戻す
A05

4.有効に戻した上で、再度チェックし「編集」ボタンから「除外(キャンペーン)」を設定

この手順を踏むことで、選択したプレースメントが「除外済み」と設定されることに加えて、特に選択していないプレースメントが「削除済み」へと変更されます。

A06

これは、「自動プレースメントに手動プレースメントが追加された」ことにより、手動ではないプレースメントが削除されるルールから派生した現象と考えられます。

そこからの推測ですが、「広告グループから除外」「有効」「キャンペーンから除外」という動作の過程で「手動プレースメントを追加した上で、その手動プレースメントを除外する」という挙動と認識されたと考えられます。

削除済みプレースメントの戻し方

これをこのまま放っておくと危険ですので、戻し方もご紹介します。
(自らの環境下では戻ったという一例紹介となりますのであしからずご了承ください)

1.「変更履歴履歴を表示」を確認

2.「ステータスを元に戻す」を実施(キャンペーン及び広告グループ)A08

以上により、元の状態へと戻ります。

まとめ

はじめてプレースメントが一斉に「削除済み」状態になったときは、正直かなり焦りました。もしかすると、同様の挙動に出くわして肝を冷やした方もいるかもしれませんが、戻し方を知っているだけで安心ですよね。

なにか思わぬ動作をしてしまった際は、変更履歴から「ステータスを元に戻す」ボタンを試してみてはいかがでしょうか。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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