皆さん、こんにちは。
そろそろシルバーウィークも近づいてきて、ソワソワしてきますね^p^
いきなりですが、何かをするのに意欲をそがれると、途中で辞めたりすることありませんか?何事にも当たり前のことだと思いますが、リスティング広告では「お問い合わせ」や「会員登録」時に、入力項目が多いと「面倒」と感じる時があると思います。
と言うことで、今回はランディングページ(以下:LP)のフォームを最適化したことで、お客様獲得率が向上した事例を紹介します。
クライアント様の概要
- クライアント様はとある地方で製造系の求人サイトを運営。
- リスティング広告では求人サイトへの「会員登録者数」を増やすことを目的。
- 製造系求人で地域密着型をやっているのはココだけ(らしい)。
- 会員登録者のみが閲覧できる非公開求人多数(全体の約7割)。
- 本件ではCPAが1.5万円から3万円が目標。
LPの特徴
- LPの構成はシンプルで該当の業種がひと目で分かるもの。
- トップページに会員登録フォームがあり。
- 登録フォームの入力項目が多い・・・!
入力項目(必須項目)
- 名前
- 生年月日
- 住所
- メールアドレス
- パスワード
- 最終学歴
- 勤務先企業名
入力項目(任意項目)
- 自己PR
- 職務経歴
- メルマガ希望可否
おそらく、みなさん「ここまでしないと会員登録できないの・・?」と思うのではないでしょうか。「とりあえず、非公開求人だけ見たいのに」という方には行動意欲をかなり削がれていますよね。
では、この状態時の運用状況をどうぞ。
運用状況
LPのフォーム変更前(18日)までの実績を見ると、約20万円ほどで4人の会員登録ができていますね。簡単に書きますが、検索クエリを見る限りは「転職、求人×業種、エリア・・」など、該当の業種で転職を考えている方、求人を探している方といった、本件のお客様として見込める方を集められています。
でも、これじゃあ目標に達していませんね。
LPのフォームを見なおしてみた
お客様として見込める方を多く集められているのに、あまり繋がっていない・・。では、次の施策として「お客様獲得向上」のために、なにか打つ必要がありますよね!
実は、本件お任せ頂く際にサイトを確認した際に、直感で入力項目が「多い」と感じていました。もしやこれではと、クライアント様にどれが本当に必要な項目なのかを確認しました。確認したところ、どれも必要な情報ではあるが、登録後でも問題ない項目が多く、後からでも入力・更新出来ることが分かりました。
色々と詰めた結果、会員登録時に必要な項目か下記の通りになりました。
変更後の入力フォーム
入力項目(必須)
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
入力項目(任意)
- 生年月日
- 住所
- 最終学歴
大分スッキリしましたね!
スッキリした後の配信状況
LPフォームの変更後(19日)から、会員登録数が増えましたね。大体の利用広告費が15万円に対して9件と、かなり運用精度が向上しましたね(CPA:16,000円くらい)
この結果から、フォーム変更前は、お客様の「行動意欲」をかなり削いでいたことがわかりましたね。
まとめ
やはり、我々が相手にしているのは「人」ということだなと、今回の結果から強く感じました。自分が嫌なことは他の人も嫌!(例外あり(意味深))というのは、どこにでもありますよね。
リスティング広告で話をするのであれば、メルマガや会員登録系といったカタチのない商材に対して「個人情報」を登録する際、顕著にあらわれています。該当する商材を扱われている方はぜひフォームを確認してみることをオススメします。
ただ、勘違いしてほしくないのが成果が出ないのは何でもLPや!というのは間違いで、運用データや推移、ヒアリングした情報を踏まえた上で判断してください。