検索連動広告に於いて屋号キーワードは重要です。
屋号キーワードからのコンバージョンの有無で大きく成果は変わってきます。
屋号キーワードからのコンバージョンを狙う
屋号キーワードを入れる事について常々議論の種になります。
弊社過去記事でも何度か触れている話題ですので、今回は割愛させて頂きます。
クリック数を最大化する
まず屋号でのクリックの最大数を集めましょう。
一日で100なのか、1000なのかは重要です。
クリック数が多いほうが単純計算ではありますがコンバージョンに至る可能性は上がります。
インプレッションシェアの損失を確認する
次はインプレッションシェアの損失が出ていないかを確認します。
予算による制限が出ている場合でも広告ランクによる制限が出ている場合でも十分にアプローチしきれていません。
屋号キーワードのCPCが高いケースもあり無理に入札単価を上げることが出来ないという事もありますが、多くの場合は問題ないかと思います。
それでも…
屋号の知名度が低い場合、そもそも検索母数が少なくクリックもされずにコンバージョンに至らないという事もあります。
しかし、商材によっては知名度が高いはずの屋号でクリックも集まっているのにコンバージョンが付かないというケースがあります。
集中化配信
さて、本題です。
今回は上述の知名度が高いはずの屋号でクリックも集まっているのにコンバージョンが付かないというケースでした。
地道にCPAを落とし2万円を切る所まで持っていくためにCV数を犠牲にしてしまっていました。
均等配信を解除し集中化した所、コンバージョンが急激に増えた案件があります。
均等配信の解除
これは施策前と後の一週間を比較した表です。
やはり屋号ですので思ったより表示回数は伸びていませんが、若干数ずつは伸びています。
クリック率はあまり変わらないものの、表示回数が多少増えた分だけクリック数は増えたという感じでしょうか。
CPCも下がったように見えますが期間がまだ短いので要検証だと思います。
CVに関してはこれまで月に3~4件あれば良いくらいでしたが、この施策後1日に1件ペースとなっています。
まとめ
これまであと少し届き切れていなかったところに手が届いたという感じでしょうか。
まだ完全に検証しきれている訳ではないので経過を観察していきたいと思います。
屋号キーワードで獲得が見込まれる、或いは実際に取れている案件では更に成果に繋がる可能性もあります。
もちろん、案件によって向き不向きがあるかもしれません。
ちょっとした事で大きく成果が変わる事もあるという事例でした。