広告である以上、投資している広告費が売り上げに繋がらなければいけません。ただし、往々にして、掲載開始してすぐに成果を求められることが少なくありません。
今回は、すぐに成果を求めず、中長期スパンで広告費の投資分の売り上げを回収した事例をご紹介します。
前提
クライアントの商材:施工関連の業種。
安さを売りにする強豪が多い中で、サービスの品質と会社のブランディング、安心感を売りにしたLPを使用。
以前は安さ訴求のLPを使用していたが、冷やかしが多く、お問い合わせの質が悪かった。
□運用初期(1ヶ月~2ヶ月め)
□運用中期(3ヶ月~4ヶ月め)
ブランディング訴求のしっかりした見栄えのサイトではユーザーが気後れして離脱してしまうのではないか、と仮説を立てた。
また、アクセス解析より、お問い合わせをしているユーザーはサイト訪問から60日以降に集中しており、掲載から2~3ヶ月遅れてお問い合わせに繋がるため、その間は辛抱強く待って頂くことをご提案。
□運用後期(5ヶ月~6ヶ月め)
3ヶ月め以降から、週2件とコンスタントにお問い合わせが来るようになる。
お問い合わせの質も良好で、2件に1回受注。
まとめ
- LPがユーザーの質とあっていないこと
- お問い合わせに至る検討期間が3ヶ月あったこと
から、1ヶ月で成果判断をしていたらその後のお問い合わせもなく、「インターネットは割が悪いからやめる」との判断に繋がった可能性が大きかったと思います。
クライアントに状況をご説明し、辛抱強く待って頂いたことで、無事売上に繋げることが出来ました。
企業体力がなく短期間で成果を求められる等のケースも多いですが、