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【リスティング運用情報】事例紹介:YDNであった慢心について【慢心ダメ!絶対】

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更新日:

こんにちは!11月ももう終わりで、ようやく12月に入りますね^^
今回は、「とあるクライアント様」が弊社に運用代行を依頼する前に運用していたYDNの内容を見て、気づいた事例を紹介します。

概要

本件のエンドユーザー様は車を商材として取り扱っており、リスティング広告のゴール(目標)はYDNの広告から訪問したお客様に「とあるキャンペーンの申込をしてもらう」になります。

広告配信方法は「とあるタレントを使用したバナー広告」のみで広告配信されていました。

ちなみに、この「とあるキャンペーン」は高級車の無料乗車体験であり、毎月、違う高級車を無料で乗車できるものになります。

広告配信されていた直近の結果

実績比較

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上記を見ると7月のコンバージョン実績に比べて、8月のコンバージョン実績は半分以下ですね。ただ、設定は一切変更していないし、クリック単価にも大幅な変動はありません。なぜここまでの差が生まれてしまったのか・・・

差の原因はタレントにあった(悪いとは言っていない)

実は上記のキャンペーンは、以下の様な構成であることが分かりました。

キャンペーン① : サーチターゲィングのみを使用した構成
使用しているキーワードは「バナー広告に使用しているタレントの名前」、「そのタレントのグループ名」のみが登録

キャンペーン② : リターゲティング

サーチターゲィングで設定している「タレント」は8月上旬に、イベントライブを行っており、本件とは違うところで、7月中旬あたりから大きく宣伝していました。(私が確認できた限りでは、ネット記事・ファンサイトで、かなり宣伝されていました)

日別の実績で確認する限りでは、その宣伝のタイミングがトリガーになって、多くのお客様獲得に繋がったということが見てとれます。
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宣伝前でも、そこそこお客様獲得に繋がっているのは、事前にタレントの情報を察知していたかなどがあったと思います。しかし宣伝後のお客様獲得ペースは、さらに上回るものと言っていいです。ここから分かるのは、「車の乗車そのものの興味」よりも、「タレント もしくは ターゲットが宣伝している車に興味があった」傾向であるというではないでしょうか。

上記により、7月と8月で特に変更など無いのに、ここまで差が開いた原因は、バナー広告に使用しているタレントの話題性と、話題性だけに左右されるような設定であるということになると考えられます。

まとめ

今回は、タレントの話題性と、サーチターゲィングの設定がタレントの話題性に依存していたことが原因と考えています。ただ、何もこの設定が悪いとは思っておらず、使っている「タレントの話題性」を利用すれば、上記7月のようなお客様獲得を意図的に引き出せることが出来ますよね。

実は、この7月の実績がエンドユーザー様の最も成果の良い月であり、以前の月では、月3件位の獲得がやっとのレベルでした。

今回、問題と思ったのは、たまたま「タレント」を軸にした広告配信が当たった後に、なぜ当たったか『要因分析』が出来ていなかったことにあると考えています。当たったからこのまま配信していれば行ける、みたいに慢心してしまうような運用者にはなりたくないものですね!^^)
とりあえず、私は「車試乗」、「高級車」・・などのキーワードで、どういう反応が起こるか検証してみようかなと・・

私は、よくありがちなので、とても良い機会でした!!

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