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【Google Adwords】キャンペーンが多いときは共有予算(Shared Budgets)!

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みなさんは運用の中で共有予算(Shared Budgets)を使っていますか?
Google Adwordsに機能追加がされてから、しばらく経ちますが、私自身多くのキャンペーンが必要なアカウントでよく使う機能ですので、使用例を踏まえてご紹介します。

共有予算とは?

通常、各キャンペーン毎にそれぞれ予算を設定しますが、共有予算は複数のキャンペーンに対してまとめて予算設定を行います。

共有予算を使用するメリット

  • 予算制限が起こっているキャンペーンに、予算が余ってキャンペーンの予算を配分するので機会損失を防げる
  • キャンペーンが多いアカウントでの予算コントロールが行いやすい
  • アカウント再構築の手間が省ける

共有予算の使用例

例えば、多くの商材を扱うECサイトのアカウントの場合、商材によりコンバージョン率の違いがあることは予想できますが、事前情報がない場合、それがどの商材かを運用前に判断することは難しいかと思います。

キャンペーン 予算の配分 予算による制限 コンバージョン数
商材A 20% あり 10
商材B 20% あり 10
商材C 20% なし 2
商材D 20% あり 2
商材E 20% なし 2

そのような場合は、まずは商材ごとにキャンペーンを分けて均等な予算で運用を行い検証を行います。

上図の例ですと商材A・Bの方が商材C・D・Eに比べて、コンバージョンが多く獲得できること分かりました。
このような場合、予算制限がある商材A・Bへの予算を集中させることを優先して、商材C・D・Eの配信停止も検討できますが、コンバージョン自体は獲得できていますので、予算を抑制して配信を行いたいと思います。

ただ、商材Dでは予算制限がある為、予算次第ではコンバージョン数増加の可能性がありますので優先度の低い商材C・Eの予算を回すことができれば理想です。

その為には通常、商材C・D・Eをまとめたキャンペーンを新たに作り直す必要がありますが、共有予算機能を使うことで、再構築を行うことなく予算配分が可能となります。

まとめ

今回の例では、商材が5種類だったので、各キャンペーンごとに日予算調整も可能かと思いますが、ECサイトのによっては10、20キャンペーンに分割する必要がある場合もあるかと思います。

そのような時に、共有予算機能は「コンバージョンが獲得できるキャンペーン」「できないキャンペーン」のように、予算面での切り分けを再構築を行うことなく簡単に行える機能ですので、是非活用してみてください。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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