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検証出来る構成がまず必要だと思う【リスティング】

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リスティングに代表されるweb広告が他の広告媒体よりも優れている所はデータを簡単に収集し、検証、分析が可能になる点にあると思います。
リスティング広告運用者であれば一度入稿したらずっとそのまま、ということはないでしょう。
一切管理画面上のデータを見ない、という運用者もいないと思います。

過去の記事でもデータを分析する事は重要ですね、という内容の記事は多く書いてきました。
今回はデータを分析するために検証しやすい構成にしておく事も重要だという話です。

何を検証しよう?

一言に検証と言っても検証すべき内容は星の数ほどあります。

  • 時間経過
  • 滞在時間
  • 訪問ページ

などなど、これら全てを一気に検証するのは現実的にはかなりの労力になります。
ビッグデータ解析が身近になってきたとはいえ、中小企業のサイトへの訪問者数は限られていますし、まだまだコストが見合わない。
そのため一つずつ検証していく事が必要になります。

時間経過

これは「サイト訪問(認知)」や「購入」からどの程度の時間でユーザーの購買意欲が最大値になるのかを検証する意図です。
過去の記事でも書いた事がありますが、リマケのリストを日毎に区切りCVが最もつくリストがモチベーションが最大になるユーザーの多い期間ということになります。

具体的にはリマケリストを日で区切るのですが、期間の長いリストひとつで広告配信していては検証できないため、検証するために構成を工夫していなければいけません。

例えば「1日〜10日」「11日〜20日」「21日〜30日」「31日〜40日」という形でデータを取っておけば良いわけです。

滞在時間

ページ(コンテンツ)をどの程度読み込んだかで購買意欲が違うと考えられるため、何秒読み込んだらモチベーションが最大になるのかを検証する意図があります。

GTMなどを利用して「10秒以上」「20秒以上」「30秒以上」というようにリストを作成し、どのリストでCVが最大化されるのかを検証する事で効率的にCV獲得をする事が可能になります。
GTMを利用するのであれば上記に加えブラウザの戻るボタンを押したユーザーを直帰ユーザーとして区別してしまうのも良いかもしれません。

訪問ページ

訪問ページによるモチベーションの違いを加味してユーザーのモチベーションを推し量る意図です。

ECサイトの場合は「購入したユーザー」「カートまで到達したユーザー」「カート未到達ユーザー」というだけでも購買意欲は違うと考えられます。
サービス系の商材であってもTOPページのみを見たユーザーだけでなく、詳細ページや価格ページなどまで目を通したユーザーの方が購買意欲は高いと考えられます。

これらもリストを作成する際にルールで切り分けておく事で、検証が可能になります。

まとめ

なんだかリマケのリストの切り分け方ばかりになってしまいましたが、リマケだけでなくサーチでも同じ事が言えます。

検証しやすい構成にする事は重要ですよね。

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