今回はちょっと趣向を変えまして、アダルト商材向けの広告についてです。
たまにですがアダルト商材について質問を受けることがあります。アダルト商材はWEB媒体に限らず、掲載できる先が制限されることが多いので、リスティング広告も掲載は難しそう・・・と考えてしまう方も多いようです。
ですが、アダルト商材も費用対効果の高いリスティング広告が使えるのであれば、使うにこしたことはありません。実際のところどうなのでしょうか?
アダルトでも出せるのは・・・
結論から言うと、もろもろの条件はありますが、Google AdWordsであれば問題なく出稿が可能です。
(Googleの方がこういったことに厳しいのかとおもいきや意外ですよね。ただし、Yahoo!プロモーション広告に関しては諸事情により言及しません。)
ただし、条件があることとリスクが存在するのでそれを理解して出稿しなければいけません。
Google AdWordsでアダルト広告を出すための条件
通常は広告のステータスに関して、審査が通れば「承認済み」と出てきますが、アダルト商材の場合は「承認済み(アダルト)」となります。
特に特別な申請が必要なわけではなく、Googleがサイトを見てアダルトかそうでないかを判断してくれます。ですが、以下の条件は前もって必ず満たしておく必要があります。
リンク先のページは必ず年齢認証ページヘ
アダルト商材であれば年齢認証ページが存在すると思いますが、リンク先は「あなたは18歳以上ですか?」というページにリンクさせる必要があります。
リスティング広告の改善の常套手段として、検索語句に合ったページヘ直接リンクさせるといった方法がありますが、アダルト商材の場合は上記の制限があるので必ず年齢認証ページヘリンクさせましょう。
広告文内に「18禁」を入れる
Google AdWordsの広告文内にも制限がありまして、広告文内に「18禁」と記載する必要があります。
広告文の最後に「/18禁」という形か「(スペース)18禁」とされている方が多いですね。こちらは入れるだけなので必ず忘れずに入れましょう。
出せる広告はテキスト広告のみ
Google AdWordsでは、テキスト広告の他にイメージ広告や動画広告などのフォーマットが用意されていますが、アダルト向けの商材の場合はテキスト広告のみが入稿可能です。
それ以外の広告に関しては入稿はできますが、絶対に落ちますし、下記のリスクがあるので注意が必要です
リスクについて
審査など厳しいイメージのあるGoogleですが、アダルト商材を許可する代わりに実は結構なリスクも存在しています。
上記の条件は、絶対に厳守する必要があります。なぜなら条件を満たさず運用していると、Googleから強制停止され、二度と該当ドメインやその運営会社で広告が出せなくなる可能性があるからです。
一般の商材の場合、広告の審査に落ちて放ったらかしにしておいても広告が出ないだけですので特に問題はありません。
しかし、アダルト商材の場合、審査に落ちた状態で放っておくだけでもアカウントの強制停止をされる恐れがあります。ですので、とりあえず色々入稿してみよう、と言ったことはオススメできません。すべてチェックした上で入稿する必要があります。
アカウントの強制停止前には管理画面上やメールで必ず警告文が来ますので、アダルト商材で出稿される場合は必ずこの辺りをマメにチェックするようにしましょう。
まとめ
アダルト商材もGoogle AdWordsで出稿が可能ですが、条件とリスクが存在しています。特に強制停止リスクが大きいので、そこだけ注意して運用することが大事です。
アダルト商材が掲載可能かどうかはお聞きいただければ回答できますので、何か疑問点があればご連絡下さいませ。(その際であればYahoo!プロモーション広告に関しても回答できるかと思います)