普段、運用を行う際キャンペーン分けはどうしていますか?
屋号と商材や訴求点別といった分け方で運用していると思いますが、今回はより詳細にキャンペーンを分割を行った結果、コンバージョン数が増加した事例をご紹介します。
事例
上記は5/13にキャンペーン分割施策を行った前後10日間のデータです。
施策前はコンバージョン数が2件なのに対し、試作後はコンバージョン数が10件と大きく増加しました。
今回の事例は1つのキャンペーンの中に数種類のメインキーワードを入れ運用を行っていましたが、他のキーワードで予算を使ってしまい、コンバージョンが獲得できるキーワードに予算がまわらず機会損失を起こしていました。
コンバージョンが獲得できるキーワードのクリック数を増やすことができれば、コンバージョン数が増加する可能性があると考え、メインキーワード毎にキャンペーン分割を行い、コンバージョンが獲得できるキーワードのクリック数の最大化を目指した結果、コンバージョン数増加に繋がりました。
何故、はじめからキャンペーンを分割しなかったのか?
最初の構築の時点でメインキーワード毎にキャンペーンを分けることも可能でした。
ただ、運用開始時は適正な入札価格の検証や無駄クリックを集めるキーワードの停止といった一律の施策を行うことが多く、また細かくキャンペーン分けを行った結果、キャンペーンの日予算制限による機会損失が起こることも考えられます。
はじめはある程度大きな括りのキャンペーンで始め、徐々に小さな括りで検証していくのが個人的には良いかと思います。
まとめ
再構築の作業には多少手間がかかりますが、その分より効果的な運用ができますので、是非試してみて下さい。