みなさん、リマケ・リタゲをどのように設定していますでしょうか?
リマケを配信している方の多くが、訪問ユーザーからコンバージョンしたユーザーを除外し配信しているだけではないのでしょうか。
商材によっては性別・年代等で成果獲得出来る確率が変わってくるものがあります。
例えば男女対応のエステサロンの集客を目的としたサイトがあったとして、やはり女性かつ20代~40代あたりがメインターゲットだと考えられます。
しかし、最近は男性でもエステに通う人が増えてきて、実際にリスティングで成果が出やすいのか不明なため、男女どちらに比率を置いて配信すべきか悩むところです。
そこで、あらかじめ広告グループ単位で性別・年代でセグメントして配信することで比較検証をする事が出来ますので、成約率が高いユーザーに対して入札価格を上げるといった施策も行えます。
設定方法
例えば、「性別」「年齢」で分けたい場合は、
Yahoo!の場合
広告グループ作成画面の『ターゲッティング設定』の項目の中に上図の様に「性別」「年齢」を設定項目がありますので、各項目に設定します。
Yahoo!では「性別」は不明を合わせて3種類、「年齢」は不明を合わせて11種類に分けられますので、33種類の広告グループを作成します。
①男性×12歳~14歳
②男性×15歳~17歳
③男性×18歳~19歳
④男性×20歳~21歳
⑤男性×22歳~29歳
⑥男性×30歳~39歳
⑦男性×40歳~49歳
⑧男性×50歳~59歳
⑨男性×60歳~69歳
⑩男性×70歳~
⑪男性×不明
⑫女性×12歳~14歳
⑬女性×15歳~17歳
⑭女性×18歳~19歳
⑮女性×20歳~21歳
⑯女性×22歳~29歳
⑰女性×30歳~39歳
⑱女性×40歳~49歳
⑲女性×50歳~59歳
⑳女性×60歳~69歳
㉑女性×70歳~
㉒女性×不明
㉓不明×12歳~14歳
㉔不明×15歳~17歳
㉕不明×18歳~19歳
㉖不明×20歳~21歳
㉗不明×22歳~29歳
㉘不明×30歳~39歳
㉙不明×40歳~49歳
㉚不明×50歳~59歳
㉛不明×60歳~69歳
㉜不明×70歳~
㉝不明×不明
Googleの場合
※Googleの場合は、管理画面での設定よりAdwords Editorでの設定が簡単です。
左側から設定する広告グループを選択し、「ターゲット設定」タブを選択後、「性別」「年齢層」タブを選択し、左下のボタンで設定をします。
Googleでは「性別」は不明を合わせて3種類、「年齢」は不明を合わせて7種類に分けられますので、21種類の広告グループを作成します。
①男性×18歳~24歳
②男性×25歳~34歳
③男性×35歳~44歳
④男性×44歳~54歳
⑤男性×55歳~64歳
⑥男性×65歳以上
⑦男性×不明
⑧女性×18歳~24歳
⑨女性×25歳~34歳
⑩女性×35歳~44歳
⑪女性×44歳~54歳
⑫女性×55歳~64歳
⑬女性×65歳以上
⑭女性×不明
⑮不明×18歳~24歳
⑯不明×25歳~34歳
⑰不明×35歳~44歳
⑱不明×44歳~54歳
⑲不明×55歳~64歳
⑳不明×65歳以上
㉑不明×不明
※「不明」は性別が特定出来ないユーザーですので忘れず設定しましょう。
上記では「性別」「年齢」で分けましたが、商材・サービスによっては「地域」で分けて検証を行うことも効果的です。
具体例
上記の場合、年齢が不明の広告グループの入札価格を下げたことにより予算内でのクリック数が増え、その結果コンバージョン数の増加に繋がりました。
まとめ
性別や年齢別での検証はレポートで確認できますが、掛けあわせたデータは上記の様に広告グループを設定していないと確認ができません。
設定自体は面倒ではありますが、広告グループで分けることによって、パフォーマンスが良いものは入札価格を上げ配信数を増やし、逆にパフォーマンスが悪いものは配信を弱めたり停止したりする事ができますので、是非お試し下さい!