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《スポンサードサーチVer.3》新システムに対応したコンバージョン計測テクニック

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スポンサードサーチVer.3に移行してから、コンバージョンについて色々とルール、決まりが変わったということは何度もお伝えしてきましたが、日々クライアントのアカウントを運用していてとても不便に感じていることがあります。

不便なこと

それは、 「Cookie情報を元に、訪問者がお客様の出稿した広告をクリックしたかをチェックし、30日間以内にクリックの履歴があれば有効なコンバージョンとしてカウントする」 ということです。

どういうことかというと、過去の記事「コンバージョン計測日の変更について」でも掲載していますが、 例えば前月の効果測定のために、翌月初にレポートを作成した場合と、翌月末にレポートを作成した場合で、「コンバージョン数」が変わってしまうかもしれないということです。

有効期間が30日間のため、正確なレポートを作成したければ、集計したい期間から最低30日後でないと、広告管理画面には正確な数値は表示されていませんので、それ以降でレポートを作成することになります。

スピードが命のネット業界では、30日も待ってられませんよね?

そこでオススメしたいのが、GoogleAnalyticsの新機ビジュアルフローの中の「「ゴールフロー」というものを利用する方法です。 (ビジュアルフローについても、過去の記事「Analyticsの新機能 『ビジュアルフロー』」で掲載していますのでご参照下さい。)

オススメする理由

理由は2つ

  • 過去にさかのぼって数値を追える(Googleがデータをキャッシュしている範囲内)
  • GoogleAnalyticsで「目標」機能を有効にするだけでOK

ゴールフロー本来の役目は、目標機能で設定したコンバージョンに至るまでのユーザーの動きを視覚的に確認することですが、表示項目を操作することで任意の期間でリスティング経由のコンバージョン数を測定できるようになります。

GoogleAnalyticsで 「コンバージョン」→「目標」→「ゴールフロー」 と進むことで画像のような画面を表示できます。


※画像クリックで拡大表示します
※スポンサードサーチの広告リンク先にスポンサードサーチ経由のアクセスだと分かるようにパラメータ設定する必要があります

これで、必要なときに正確なコンバージョン数を計測できるようになりました。 事前準備を含め、色々と複雑な手順を踏まなくてはいけませんが、一度設定してしまえば次回以降はゴールフローを表示するだけでコンバージョンが計測できますので是非チャレンジしてみてください。

PS 今回ご紹介した方法以外にも(もっと簡単スマートに)コンバージョンを測定する方法はあるかもしれません。そういった情報があればご指摘頂けるとありがたいです

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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