「このキーワードめっちゃコンバージョン付いてるじゃん!こりゃもう完全一致で登録するっきゃないね」という経験、クエリを分析していると多々あります。
では、登録する際、どうしていますか?
運用者の皆様なら当たり前のことですが、クエリは本来1語で言い切るはずのものが、変に区切られています。
例えば、「アラビア語教室」→「アラビア 語 教室」、「東京スカイツリー」→「東京 ス カイ ツリー」、「エステティックサロン」→「エステ ティック サロン」など。
※スペースは形態素解析によるものです。
クエリでスペースがあっても、気にせず(スペースを入れず)登録していることがほとんどではないでしょうか。
確かにスペースがあってもなくても、表示はされます。
でも、スペースがあるもの(クエリ通りのもの)とないもので、全く同じパフォーマンスになるのか?
実際やってみました。
Yahoo・Googleどちらも、先にスペースの無いものを登録。その後、スペースがあるものを登録。登録前後1週間ずつのデータです。
《Yahoo!の場合》
・スペースがあるもの登録前
・スペースがあるものを登録後
《Googleの場合》
・スペースがあるものの登録前
興味深いデータが取れました。
スペースがあるものを登録後、スペースがないものは表示されなくなっています。
インプレッションやクリックにも変化はありましたが、1番注目すべき点はCPCではないでしょうか。
このデータから、クエリ通りに登録したキーワードの方がCPCが低いということが見て取れます。
まとめ
今回のようにスペースのあり、なしだけでなく、「ー」のあり、なし、ひらがな、カタカナなど、「これイケる!」と思ったキーワードは色々な類似パターンで登録してみて、数値を見比べるのも面白いと思います。
なぜだろう?こうしたらどうなるだろう?と思ったら、色々試してみましょう!