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Google広告:「検索結果ページの上部インプレッション」と「最上部インプレッション」指標について

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突然ですが、管理画面にて以下の項目が表示できるようになったのはご存知でしょうか?
検索結果ページの上部インプレッション率
検索結果ページの最上部インプレッション率

いきなり現れたこの指標、いったい何を表すのか…。
それではご紹介していきます!

※以下、Google広告公式ヘルプページからの引用を含みます。

※記事作成中の2018/11/13現在、すべてのアカウントに実装されているわけではないことがわかりました。徐々に設定できるアカウントは増えていくと思いますので、改めて確認してみてください。

何の指標?

端的に言うと、

検索エンジンでの検索結果ページ(SERP)における広告の掲載位置を示す指標

とのことです。
それぞれの指標を以下でもう少し詳しく説明します。

検索結果ページの上部インプレッション率

「検索結果ページの上部インプレッション率(上部インプレッションの割合)」は、オーガニック検索結果ページの上部の任意の場所に表示される広告で発生したインプレッションの割合を示します。

検索結果で見てみると、以下赤枠の位置に表示された場合、「上部インプレッション」となるようです。

この指標を割り出す計算式は、以下になります。

検索結果ページの上部インプレッション率 = 上部インプレッションの数 ÷ インプレッションの合計数

全てのインプレッションの中から、上画像の赤枠内に出たインプレッションの割合ということですね。

検索結果ページの最上部インプレッション率

検索結果ページの最上部インプレッション率(最上部インプレッションの割合)は、オーガニック検索結果ページの最上部に表示される広告で発生したインプレッションの割合を示します。

検索結果で見てみると、以下赤枠の位置に表示された場合、「最上部インプレッション」となるようです。

この指標を割り出す計算式は、以下になります。

検索結果ページの最上部インプレッション率 = 最上部インプレッションの数 ÷ インプレッションの合計数

全てのインプレッションの中から、広告枠の一番上に出たインプレッションの割合ということですね。

管理画面での表示方法

  1. 管理画面右上の「表示項目」を選択し、「表示項目の変更」をクリックします。
  2. 「掲載結果」という部分をクリックすると、ずらっと項目が表示されます。
  3. 表示された項目の中から、「ページ最上部インプレッションの割合」と「ページ上部インプレッションの割合」に上画像のようにチェックを入れると、右側の選択した表示項目の中に表示されます。
  4. あとは「適用」を押せば管理画面に表示されます。

 

指標の活用例

以下画像のように、キーワードごとに確認することができます。
例えば、掲載順位を変えた調整・施策を行ったキーワードに起こるクリック率の変化を確認することができますね。

と思ってアカウントを確認したところ、10月1日の週以前のデータが表示されなかったため、ここからのデータしか確認できないようです…。
データが集まってきたらまとまった期間で比較してみて、傾向を確認してみると新しい発見があるかもしれませんね。

まとめ

見える指標が増えると、分析しやすくなり、運用精度も向上しそうですね。(惑わされることも多くなるので、なんでもかんでも数値を追っていくのはオススメしませんが…)
見慣れないからと言って放っておかず、表示指標のアップグレードもチェックして日々分析・運用していきましょう!

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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