LINEが運用型広告に参入!
先日、LINEが運用型広告を2016年6月から開始することを発表しました。LINEは世界のユーザー数が約2億2千万人を超えている巨大なコミュニケーションツールなので、この発表はプロモーション業界にとってはかなり注目されていますね。
LINE広告がFacebook広告などに匹敵する広告手法となってくるかは、ターゲティングのセグメント方法に依存してきそうですね。LINE自体、詳細なユーザー情報を登録せずに始められるため、プライバシーポリシーに配慮しながらどういったデータを活用してターゲティングできるのかが鍵になってきそうです。
現在わかっていることは、LINE NEWS、LINE MUSIC、LINEマンガなどのLINE関連サービスの利用履歴や、公式アカウントのフォロー状況、スタンプの購買情報のデータを利用することができるようです。
LINEによるプロモーション紹介
LINEは現在も企業が活用できるプロモーションサービスを提供しています。今回はちょっとリスティングとは離れてしまいますが、活用できそうなサービスをご紹介したいと思います。
LINE公式アカウントとLINE@
LINE公式アカウント初期費用:800万円~月額費用:250万~オリジナルスタンプ配信費:2000万~
LINE@初期費用:5400円(キャンペーン中は無料)月額費用:5400円(最大3ヶ月無料)
LINE公式アカウントとLINE@の共通サービス
- メッセージ投稿
- 1:1トーク
- アカウントページ
- タイムライン・ホーム
- クーポン機能
- リサーチページ
アンケートや人気投票のようなユーザー参加型コンテンツを配信できます。
このように、LINE@でもほとんどのメイン機能を活用できることがわかります。
LINE@の導入事例を見てみると、スマホ世代へのリーチ拡大やクーポンの開封率の向上など、プロモーションに成功している企業様もたくさんあるようです。
事例紹介:LINE@公式ブログ
LINE公式アカウントでしか出来ないサービス
- LINEアプリ上の【公式アカウント一覧】への表示
- LINE公式ブログ上の掲載
- スポンサードスタンプの配信
- ON-AIR機能
ON-AIR機能とは:LINE公式アカウントが一定期間、ラジオの“オンエア”のような状態になり、ファンからの意見・質問・メッセージを受信することができるような機能
友だち追加で無料スタンプが貰えるというプロモーションは、LINE公式アカウントのサービスということになりますね。
- 友達の上限が1万人まで(1万人以上は別プランが発生)
- 実店舗を持つ企業のみ(ECサイトなどのサービスの企業は導入不可)
まとめ
LINE公式アカウントとLINE@を比較してみると、プロモーションの大枠に差異はあまりないため、プロモーションの規模に応じて適宜選択するのが良さそうです。ただしLINE公式アカウントは、導入費用がかなり高額なのでブランディング目的の大手企業向きといえそうです。
LINEの運用型広告についても、今後情報が公開されましたら後ほどご紹介できればと思います。