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【Google AdWords】レポートエディタをなんとか活用してみる

公開日:
更新日:

AdWordsの新しいレポートエディタ。
果たして、どれほどのユーザーが有効活用できているのでしょうか。

レポートを使いこなす(AdWords ヘルプ)
https://support.google.com/adwords/answer/6254004

何かしらで使いたいなと思いつつも、わざわざ使うのもと思い、触れていませんでした。
そこで今回、ケーススタディとして使ってみることにしました。

報告編

前提

前提として、当該案件では、ABCの3つのコンバージョン地点を持ちます。
Cが本来のコンバージョンであり、ABはいわゆるマイクロコンバージョン。
Aよりも、Bのほうがゴールに近い位置にいるコンバージョンとなります。
つまり、A < B < C の重要度となります。

月別の推移をみてみる

デバイスごとの月別推移をみてみましょう。
月別推移を管理画面上で確認するのは少し手間なため、推移を見れるだけでも価値はあります。

デバイス/コンバージョン にして、折れ線グラフを選択します。
赤い線がPC、青い線がスマートフォン(携帯端末)です。

BB

一定期間後に、コンバージョン数が逆転していることがわかりやすく見えますね。
この伸びは、サイト改修を行いスマートフォンでの閲覧が見やすくなった時期と合致します。
つまり、サイト改修が成功した裏付けにもなります。

ただ、このままでは、どのコンバージョンがスマートフォンの伸びに繋がっているかは不明です。

スマートフォンのコンバージョン別、月別の推移をみてみる

それでは、スマートフォンでのコンバージョン獲得の大幅な伸びは、一体どのコンバージョンが影響しているのでしょうか。
スマートフォンのみのデータにすることで、閲覧することが可能です。

デバイスを携帯端末に絞った上(下図のピンク枠を参照)で、コンバージョンアクション名/コンバージョン にして、折れ線グラフを選択します。
なお、青線がA、赤線がBとなります。

AAA

上図の通り、Aの獲得が大きく伸びていることがわかります。
つまり、スマートフォンからのライトなユーザーの呼び込みに成功していると言えるでしょう。

といったように、報告時の資料として、簡便に使うことができます。

確認編

レポートエディタのもう一つの使い方として、毎日/週1(曜日別)/毎月1日でレポートを排出して利用することができます。

たとえば毎週月曜、過去7日間のデータを排出するようにすると、定点チェックを行えます。

掲載位置を確認する

広告の掲載位置を定点的にチェックしたい場合、「上部または側部」という指標を用いることが有効です。

A期間

表示回数を掛け合わせることにより、たとえば入札単価を変更したことによりどの程度割合が変化したか等をつかむことができます。

直帰率、新規セッション率を追う

Analyticsと連携ができていれば、直帰率や新規セッション率といった指標を確認することもできます。

B期間

LP改修前後の直帰率などは気になる指標ですよね。

まとめ

簡単に2部にわけて記載しましたが、簡単な報告に添える資料として用いるのが使い勝手がいいのではないでしょうか。
数値だけだと見た目上分かりづらいものも、グラフの特性を利用することで、腑に落ちやすい説明がしやすくなることが期待できます。

なお、グラフはpdfかpngでの排出が可能です。
レポート自体も「名前をつけて保存」することで、ビューを保存しておくことが出来ます。

AAA

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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