みなさんこんにちは。
「リスティング広告運用の成果が今月は芳しくない・・・どうしよう・・・」
焦りと不安に押しつぶされそうになるあの感覚、分かります。
今回は、こんな状況に陥ってしまった運用者さんへのヒントになればいいなと思い記事を書きました。
成果が良くない・・・どうする!?
リスティング運用者たるもの、管理画面の数値を分析し仮説を立て新たな戦略を練って状況を打開する!
と言うのは当たり前の話で、というかそれができないから困っているわけですよね。
でもなんとかしなくちゃいけないから管理画面とにらめっこして頑張る。でも成果はついてこない。
私の拙い経験上ですが、真面目で責任感が強く、論理思考能力に長けた運用者ほどこのパターンに陥りやすいと感じています。
やはり彼らの性格というか特性というか、なんとかしなくちゃと時間をかけてあの手この手を試している様子を弊社でもよく見かけます。
この行動自体はとても大切で確実に運用者の経験値を上げる事になるのですが、実は、ある簡単な方法で状況を打破できちゃうこともあるんです。
You 電話しちゃいなよ!
はい。電話ですw(さらに上位の手段として直接訪問も有効)
ECサイトのような厳密にCV数とCPAをコントロールしていかなくてはいけないクライアントでも、電話してみたら実は運用者の知り得ない競合状況によりクライアントも不振の原因は分かっていて、そのうえで新たな戦略を練っていた。で、リスティングの側面から一緒に戦略を練れた、とか。
CV地点は問い合わせとかの実店舗型クライアントで、WEB上でのCVはさっぱりだけど実は店舗に直接お客さんが押し寄せていて大満足だった、とか。
本当に本当によくある話です。
長い前置きになりましたが、行き詰まってしまったら管理画面の外に目を向けてみることが非常に重要だよということが言いたかったわけです。で、そのひとつの方法として電話を使ってみてはいかが?ということです。
「電話するのは苦手で・・・」「怒られたらどうしよう・・・」
そんなあなたは以下を是非参考に!
電話が苦手なあなたに贈る。3つの電話パターン
1.ダミーの要件を用意し、さもついでかのように様子を伺う
ちょっとした要件を用意し、あくまでそれが本題でリスティングについてはついでに聞きました感を出すことで格段に電話しやすくなる!(運用者の心理的ハードルが下がる)
例)「先ほどメールした○○の件についてですが、補足説明をさせていただきたく。~~~ちなみに最近のリスティング状況について何かお気づきの点ございますか?」
2.正直に成果がイマイチなことを認めつつ状況打破の助力を求める
成果がイマイチということを伝えなくてはならないため一見するとハードルが高そうだが、クライアントも懸命にリカバリをしようとする運用者の姿勢には心打たれるはず!一度このように関係構築するとその後の関係も良好になることが多いためおすすめの手法だ!
例)「申し訳ありません。リスティング広告の成果が今ひとつなのですが、なんとか状況を打開したく、管理画面の数値分析をお伝えしたうえで○○様のご意見を伺いたく思います!」
3.ド直球「最近どうすか?」
The直球!まどろっこしいことは抜きにして単刀直入に聞いちゃおう!案外これで解決することも多いが、関係性を構築しきっていないクライアントや担当者様の性格次第では「は?お前この状況でよくそんなこと言えるな(#^ω^)ビキビキ」となってしまうかもしれない諸刃の手法だ!
まとめ
いろいろと書いてきましたが、電話をすることで状況を打破できるかもしれないということは是非意識してください。
また、クライアントは成果を求めるのと同時に良き相談者(パートナー)を求めていることも多いためちょっとしたことでも電話で話をしてみると成果とは関係なく満足度が高まることがあります。
良い運用者とは良い運用だけをする人ではなく、クライアントの良きパートナーである人だと思います。
注意)既にみなさんお気づきとは思いますが電話をするということは成果が悪いことに対しての根本的な解決策ではないです。しかし電話をきっかけに運用に活かせるアイデアを得られることも多々あります。そのアイデアを実運用に活かせれば成果もきっとついてくるはずです。